けいりばhttps://mameguma.com初めての転職が不安な経理の居場所Wed, 15 May 2024 22:31:31 +0000jahourly1https://mameguma.com/wp-content/uploads/2024/04/mameguma2-150x150.pngけいりばhttps://mameguma.com3232 「経理はやめとけ」と言われる8つの理由!経理として働くかどうかのチェックポイントも解説https://mameguma.com/stop-accounting/Wed, 15 May 2024 22:31:19 +0000https://mameguma.com/?p=6688

こんな悩みはありませんか?実は「経理はやめとけ」と言われることはよくあります。なぜなら経理の仕事にはデメリットがあり、それを受け入れられない人にとって経理は大変な仕事だから。 私の就活時も何度か「なぜ経理なの?」と問われ ... ]]>

  • 「経理はやめとけ」って本当?
  • 経理として働き続けるべきか不安…
  • 経理キャリアに失敗したらどうしよう…

こんな悩みはありませんか?実は「経理はやめとけ」と言われることはよくあります。なぜなら経理の仕事にはデメリットがあり、それを受け入れられない人にとって経理は大変な仕事だから。

私の就活時も何度か「なぜ経理なの?」と問われることがありました。しかし私は新卒から経理として5年以上楽しく働けています。この記事では「経理はやめとけ」と言われる理由や経理として働くかどうかのチェックポイントについて解説します。

この記事を読むことで「経理はやめとけ」と言われる理由が分かり、自分が経理として働くべきか判断できるようになりますよ!結論は、「経理はやめとけ」と言われる理由は以下の8つ。

  • 経理は将来なくなるイメージが強い
  • 成果が可視化しづらくて評価されにくい
  • 経理は年収が高くない
  • 専門的で勉強し続ける必要がある
  • 仕事の責任が重い
  • ルーティン業務ばかりでつまらない
  • 人間関係が狭くなりやすい
  • 決算期が忙しすぎる

上記を受け入れられない人は、経理として働くのは大変かもしれません。しかし経理には多くの魅力があり、人によって経理が自分に一番合う仕事になることもありますよ!

執筆者情報

経理の役割と仕事内容

経理の役割と仕事内容

経理の役割は企業の財務状況を正確に管理すること。それによって会計の面から企業の運営や意思決定をサポートします。具体的な仕事内容は日次・月次・年次で以下の通りです。

日次業務月次業務年次業務
目的月次や年次の決算のために日々企業の財務活動を記録・管理年次決算のために月ごとで記録
月ごとで財務状況を確認して経営判断につなげる
企業の1年間の財務情報を社内外に共有し、株主や関係者に対する説明責任を果たす
内容経費精算
伝票・帳簿の記入
領収書の確認
会計システムへの入力
現預金管理
月次決算対応
取引先への請求書発行
取引先への支払処理
年次決算
税務対応

経理の役割は会計の専門家であり、企業にとって重要です。そのため企業内はもちろん転職市場でも経理の専門的な経験は重宝されます。

>>経理とは企業の財務管理を行う仕事!

「経理はやめとけ」と言われる8つの理由

「経理はやめとけ」と言われる8つの理由

会計の専門家として企業で重宝される経理ですが、「経理はやめとけ」と言われることもあります。その理由は以下の8つ。

  • 経理は将来なくなるイメージが強い
  • 成果が可視化しづらくて評価されにくい
  • 経理は年収が高くない
  • 専門的で勉強し続ける必要がある
  • 仕事の責任が重い
  • ルーティン業務ばかりでつまらない
  • 人間関係が狭くなりやすい
  • 決算期が忙しすぎる

経理は将来なくなるイメージが強い

経理の仕事は将来なくなるとよく言われます。しかし実際はAIやRPAの進化により一部の業務が効率化されるものの、経理の仕事は完全にはなくならないと考えられます。その理由は以下の通り。

  • AIやRPAの導入は簡単ではなく、管理する必要があるから
  • 税務や会計的判断など、難しい仕事にはこれからも経理部員が必要だから
  • 管理会計を使った意思決定のように、ビジネスに近い仕事には経理部員が必要だから

AIの発展で経理業務は大きく変わります。しかし経理の仕事が完全になくなるわけではありません。今後の経理はより付加価値の高い仕事へシフトするため、英語やITなどの経理以外の専門性を持つことが求められます。

まめぐま
まめぐま

私は経理の効率化プロジェクトリーダー経験がありますが、経理が完全になくなるとは思えません。

>>経理の仕事はなくなる?将来性はある?

成果が可視化しづらくて評価されにくい

経理部門の成果は可視化しづらいです。経理の仕事はノルマもなく、利益を直接生むものではないから。経理が評価されにくい具体的な理由は以下の通り。

  • 経理は社内の財務管理に関わり、直接利益を生み出さない
  • そもそも経理の重要性を疎かにしている企業がある
  • ミスがないことが当たり前の減点方式
  • 目標設定が数値化しづらい
  • 社内で経理自体の人数が少なく、昇進の枠が少ない

経理の特性上、成果は可視化しづらく評価されにくいという問題は避けられません。しかし普段の業務に加えて経理のコスト削減に貢献できる人は、評価を受けやすくすることが可能です!

経理は年収が高くない

経理の年収が高くないのは事実ですが、低すぎることもありません。例えば20代経理の平均年収は以下の通り。

経理の年収は実際のところ企業によって異なります。そのため経理で年収を上げ続けるには転職が有効な選択肢の一つです。

>>経理の年収の真実(準備中)

専門的で勉強し続ける必要がある

経理の仕事は専門性が高いため、継続的な勉強が必要です。その理由は以下の通り。

  • 会計基準や税法などのルールに沿った処理が必要で、最新の情報を常に認識する必要がある
  • 経理の専門性を高めるために、会計の知識を増やしていく必要がある

このように経理は専門性が高いため、法律や会計基準の変更への対応や会計知識の向上のために継続的な学習が必要です。

例えば2023年から始まったインボイス制度に関しても、経理部員は勉強して対応する必要があります。

>>インボイス制度とは(準備中)

仕事の責任が重い

経理の仕事は些細なものでも責任が重いです。経理の仕事は会社の財務状況判断につながり、小さなミスでも大きな影響を及ぼす可能性があるから。例えば以下のように、ミスが起きると大きな影響を及ぼすことがあります。

  • 取引先への支払い漏れのせいで、今後の取引ができなくなる
  • 入出金管理が不十分で、会社の資金が足りなくなる
  • 月次決算の数値が間違っていて、経営判断を誤る

経理は1年目から仕事の責任が重いです。ほとんどの仕事が会社にとって重要なものなので、責任感のない人には厳しい仕事といえます。

ルーティン業務ばかりでつまらない

経理はルーティン業務が多く、仕事の単調さとマンネリ化でつまらないと感じることがあります。

経理にルーティン業務が多いのは、経理の特性上毎月ほぼ同じように財務状況を集計・管理するから。経理のルーティン業務の具体例は以下の通り。

  • 経費精算
  • 伝票・帳簿の記入
  • 領収書の確認
  • 会計システムへの入力
  • 月次決算対応
  • 請求書作成
  • 支払処理

経理はこのようなルーティン業務が大半を占めるため、クリエイティブな仕事や新たな挑戦の機会が少ないと感じることがあります。

>>経理がつまらない7つの理由

人間関係が狭くなりやすい

経理は会社の人間関係が狭くなりがちです。なぜなら経理部門は部署内で完結する業務が多く、他部署との交流が少なくなりやすいから。

例えば月次決算対応では、1ヶ月間の処理をまとめて確認していく作業が必要になります。その際は作業に没頭することになり、経理部内でのやりとりだけになることが多いです。

経理部門がゆえに職場内での人間関係が狭く、ストレスを感じる原因の一つとなる可能性もあります。

決算期が忙しすぎる

経理部門は決算期に特に忙しくなります。決算期は会社の財務状況を正確に反映するための重要な時期で、そこに業務が集中するから。決算期が忙しすぎる原因は以下の通りです。

  • 日頃の処理の再確認や誤りの修正が必要
  • 詳細な財務データの集計、報告書の作成など幅広い作業がある
  • 決算対応の期間が数日ほどしかない

決算期の忙しさは、経理部門にとって避けられません。ただ企業規模や業界によっても経理の忙しさは変わるので、自分に合った会社を選ぶことが重要です。

>>忙しすぎる経理部員必見!きつい残業への対策

経理はやめとくべき?経理として働くかどうかのチェックポイント

経理はやめとくべき?経理として働くかどうかのチェックポイント

経理が合うかどうかは人によります。ここでは、経理として働くかどうか悩む方に向けて以下のチェックポイントをご紹介します。

  • 経理の特徴を知る
  • 自分が経理に向いているか確かめる
  • 経理のメリット・デメリットを知る
  • 経理のキャリアを理解する
  • 経理の将来性を把握する
  • 自分が経理に魅力を感じるか考える

結論としては、経理のことを深く知ってそれでも自分にとって経理が魅力に感じるかを判断しましょう。

経理の特徴を知る

経理は専門的な仕事のため、その特徴を理解しておきましょう。経理の特徴は以下の通り。

特徴詳細
内勤中心オフィス内でのデスクワークが中心
座りっぱなし長時間の座り作業が多い
専門性が高い会計や税法など、専門的な知識が必要
法規制の遵守会計基準や税法などの法規制に従った業務対応が必須
変化への適応法規制や会計基準の変更に対応する必要がある
細かい数字の取り扱い正確な数字の管理が求められる
ルーティン業務伝票の起票やデータ入力など、同じ作業の繰り返しが多い
決算期の忙しさ月末や年末などの決算期には業務が集中する
コミュニケーション能力他部署や経営層とのコミュニケーションが重要
責任が重い財務状況管理の正確性には高い責任が伴う
継続的な学習会計知識や法規制に関して継続的な勉強が必要

経理は管理部門であり、その専門性の高さから上記のような特徴があります。経理の特徴を知ることは、経理としてのキャリアを考える際に重要です。

自分が経理に向いているか確かめる

自分が経理に向いているかどうかを確かめましょう。経理に向いてないと、経理として働くうちに「やめとけば良かった…」となってしまうから。経理に向いている人の特徴は以下の通り。

  • 数字や会計が好き
  • 内勤にストレスがない
  • PC作業が好き
  • ルーティン業務を頑張れる
  • 自分の意思でスキルアップを目指せる
  • 報・連・相がしっかりできる
  • ルールや法律を遵守できる

経理の仕事には特徴があり、向いている人は限られます。経理として働くことに迷っている人は、経理の特徴を参考にして自分が経理に向いているかを考えてみてください。

>>経理に向いている人・向いていない人の特徴

経理のメリット・デメリットを知る

どの仕事でもそうですが、経理にもメリットとデメリットがあります。それぞれ以下の通り。

経理のメリット
  • ノルマがない
  • 社外の人と直接関わることが少ない
  • 会計の専門知識が身につく
  • 会社の数字に強くなる
  • 経営判断に関われる
  • 企業に必要不可欠な仕事
  • 資格取得がダイレクトに仕事につながる
  • スキルアップが目に見える
  • ワークライフバランスが取りやすい
  • 多様なキャリアパスがある
  • 転職しやすい
経理のデメリット(やめとけと言われる理由)
  • 経理は将来なくなるイメージが強い
  • 成果が可視化しづらくて評価されにくい
  • 経理は年収が高くない
  • 専門的で勉強し続ける必要がある
  • 仕事の責任が重い
  • ルーティン業務ばかりでつまらない
  • 人間関係が狭くなりやすい
  • 決算期が忙しすぎる

経理のメリットとデメリットのどちらも把握することは、経理として働くうえで重要となります。やめとけと言われる理由まで理解したうえで、自分が経理として働くイメージを持ちましょう。

>>経理のメリット(準備中)
>>「経理はやめとけ」と言われる8つの理由

経理の将来性を把握する

将来的に「経理の仕事がすべてなくなってしまった…」となることはありません。なぜならAIやRPAの活用を進めても、経理の重要な仕事は残り続けるから。私は経理効率化プロジェクトリーダーの経験がありますが、以下のような理由から経理はなくならないと理解しています。

  • AIやRPAの導入は簡単ではなく、管理する必要があるから
  • 税務や会計的判断など、難しい仕事にはこれからも経理部員が必要だから
  • 管理会計を使った意思決定のように、ビジネスに近い仕事には経理部員が必要だから

経理の仕事に将来性はあります。ルーティン業務などの単純作業はなくなっていきますが、経理の専門性と企業運営における重要性は変わりません。専門性の高い経理部員で居続けることで、経理としてのキャリアを歩み続けることが可能です。

>>経理の仕事はなくなる?将来性はある?

経理のキャリアを理解する

経理として働くうえでは、将来のキャリアも知っておく必要があります。ほとんどの人は今の仕事をずっと続けることはないから。将来どうなりたいかを考えて、経理で働いて将来的にそれを実現できるか判断しましょう。

経理のキャリアパスの王道は、基本的な会計業務から始まり、財務分析、予算策定を経て経理課長・部長になることです。その他以下のような選択肢があります。

  • 経理課長・部長:経理部門のリーダーとしてチームを管理し、決算業務を監督する
  • 財務課長・部長:資金調達や投資管理など、企業の資金面を管理する
  • 税務課長・部長:税務申告や税務計画を専門とし、税務に対応する
  • 経営企画(FP&A)課長・部長:経理の知識を活かして、企業の中長期的な経営計画の策定に関わる
  • CFO (最高財務責任者):企業の財務戦略を総括し、経営陣の一員となる

また、経理から少しずらした以下のようなキャリアもあります。

  • 内部監査:企業の内部統制やコンプライアンスをチェックし、リスク管理を行う
  • 会計コンサルタント:会計や財務に関する専門的なアドバイスをクライアントに提供する
  • 公認会計士・税理士:専門的な資格を活かして、監査や税務サービスを提供する
  • 起業・独立:経理の専門知識を活かして、自身のビジネスを立ち上げる

このように経理のキャリアパスは多様であり、専門性を高めることで上位の財務関連ポジションへの道が開けます。経理のキャリアを理解することは、自身の将来キャリアを計画する上で非常に重要です。

自分が経理に魅力を感じるか考える

ここまでで以下のように経理と自分のことを把握してきました。最後にそれらを包括して、経理に魅力を感じるか考えましょう。

  • 経理の特徴
  • 自分が経理に向いているか
  • 経理のメリット・デメリット
  • 経理の将来性
  • 経理のキャリア

重要なのは、経理のことを理解したうえで経理として働くメリットの方が大きいと感じられるかどうか。以下のチェックポイントをクリアしたら、あなたは経理に魅力を感じていますよ!

経理で働くチェックポイント
  • 経理の特徴が自分にとってはメリットだと思える
  • 経理に向いている人の特徴に多く当てはまる
  • 経理のメリットに魅力を感じる
  • 経理のデメリットを受け入れられる
  • 経理に将来性があることを理解できた
  • 経理のキャリアのイメージと自分の将来像が合う

経理に魅力を感じるかどうかは、個々の価値観やキャリア目標が大きく関係します。経理と自分のことをきちんと理解して判断すれば、「経理はやめとけ」というイメージを払拭できますよ!

まめぐま
まめぐま

私は上記のチェックポイントをすべてクリアして、新卒から5年以上経理で楽しく働いています。

「経理やめとけば良かった…」となっても大丈夫!オススメ対処法3選

「経理やめとけば良かった...」となっても大丈夫!オススメ対処法3選

経理の仕事を選んで後悔しても大丈夫!「経理やめとけば良かった…」となっても以下3ステップで対処ができます。

  • 経理が自分に向いているか自己分析
  • 社内で担当業務変更や異動を検討
  • 転職する

経理が自分に向いているか自己分析

経理を数年続けて「やめとけば良かった…」となっている場合は、経理が自分に向いているか再度自己分析をしましょう。

自己分析をするためには、転職エージェントを活用することがオススメです。なぜなら転職エージェントは経理の転職のプロだから。あなたの実績や考え方から、あなたが経理に向いているかどうかのアドバイスをくれます。

もし自分が経理に向いていなさそうであれば、無理に経理として働き続ける必要はありません。

>>経理に向いている人・向いていない人の特徴

社内異動する

自分に経理が向いていなさそうなら、まずは社内異動を考えましょう。社内異動は転職に比べて社内環境が合わないといったリスクが少ないから。経理をやめたい場合は、まず職種を変更して数年経験してから転職などを考えることがオススメです。

私の同僚でも、例えば経理から営業に異動して活躍している方もいます。経理の会計知識や経験は他のどの職種でも役立つので、会計に強い営業として差別化できますよ!

経理からの社内異動で新しいキャリアの可能性が広がり、同じ組織内でも多様な経験を積むことができます。

転職する

社内異動で経理をやめることができない場合は、転職も有効な手段です。転職すれば別の職種で働くことも可能だから。経理をやめる場合でも経験を生かせるオススメ職種は以下の通り。

  • 経営企画:特に管理会計の知識を生かせる
  • コンサルタント:経理部門のお客さんに向けて経験が生かせる
  • 営業:会計知識やスキルが差別化になる

経理の仕事が自分に合わない場合でも、転職によって新たなキャリアを選択することが可能です。経理の経験を生かせる職種も多いので、まずは転職エージェントに登録して相談してみましょう。

>>経理にオススメの転職エージェント

「経理はやめとけ」は人による!経理は魅力のある仕事

「経理はやめとけ」は人による!経理は魅力のある仕事

「経理はやめとけ」と言われる理由は以下の8つあります。

  • 経理は将来なくなるイメージが強い
  • 成果が可視化しづらくて評価されにくい
  • 経理は年収が高くない
  • 専門的で勉強し続ける必要がある
  • 仕事の責任が重い
  • ルーティン業務ばかりでつまらない
  • 人間関係が狭くなりやすい
  • 決算期が忙しすぎる

これらのデメリットに耐えられない人は、経理はやめておくことをオススメします。しかし経理は以下のように多くの魅力もあります。

  • ノルマがない
  • 社外の人と直接関わることが少ない
  • 会計の専門知識が身につく
  • 会社の数字に強くなる
  • 経営判断に関われる
  • 企業に必要不可欠な仕事
  • 資格取得がダイレクトに仕事につながる
  • スキルアップが目に見える
  • ワークライフバランスが取りやすい
  • 多様なキャリアパスがある
  • 転職しやすい

経理を選んで後悔しないためには、経理の特徴を把握して自分にとって経理が魅力的かどうかを考えることが重要です。経理として働き続けることを考える人は、経理のメリットをよく理解しておきましょう。さらに後悔しないために、経理からどう転職できるかを早めに知っておくことも重要ですよ!

>>経理のメリット(準備中)
>>経理にオススメの転職エージェント

]]>
経理とは企業の財務管理を行う仕事!具体的な仕事内容を経理5年超え現役経理部員が解説https://mameguma.com/what-is-accounting/Sat, 11 May 2024 13:43:54 +0000https://mameguma.com/?p=6636

こんな悩みはありませんか?実は経理の仕事内容を知らない人は多いです。なぜなら経理の仕事は一通り経験するのに最低1年はかかるから。 私は新卒から経理として5年以上働いています。その間に業界や規模が異なる複数の会社で経理とし ... ]]>

  • 経理とは?何をするの?
  • 経理の仕事内容を知りたい!
  • 経理の仕事にやりがいはある?

こんな悩みはありませんか?実は経理の仕事内容を知らない人は多いです。なぜなら経理の仕事は一通り経験するのに最低1年はかかるから。

私は新卒から経理として5年以上働いています。その間に業界や規模が異なる複数の会社で経理として働いてきました。この記事では経理の役割、仕事内容、やりがいについて解説します。この記事を読むことで、経理の仕事の全体像を把握することができますよ!

結論は、経理の役割は企業の財務情報を管理し、会計面から企業の健全な運営を支えること。具体的には日次・月次・年次で以下のような仕事を担当します。

日次業務月次業務年次業務
目的月次や年次の決算のために日々企業の財務活動を記録・管理年次決算のために月ごとで記録
月ごとで財務状況を確認して経営判断につなげる
企業の1年間の財務情報を社内外に共有し、株主や関係者に対する説明責任を果たす
内容経費精算
伝票・帳簿の記入
領収書の確認
会計システムへの入力
現預金管理
月次決算対応
取引先への請求書発行
取引先への支払処理
年次決算
税務対応

経理は会計数値の集計ばかりのイメージもありますが、実は企業の運営や意思決定における重要な役割を果たしているのです。

執筆者情報

経理とは「企業の財務管理を担う重要職種」

経理とは「企業の財務管理を担う重要職種」

経理の役割

経理は企業の財務状況を正確に管理することで、企業の健全な運営を支える重要な役割を担っています。以下の通り、経理の仕事は企業が継続していくために必須です。

  • 月次決算分析の結果が企業の意思決定を左右する
  • 予算策定や将来予測が企業の投資判断をサポートする
  • 正確な経理処理が税務申告の基礎となり、企業の信用度を高める要因となる
  • 経理が提供する資金情報が企業の資金繰りに直結する

経理の役割は財務情報の正確性と透明性を保ち、企業の経営に不可欠な情報を提供すること。経理部員として働くことで、会計的な視点から企業の成長と安定に貢献することができます。

経理・会計・財務の違い

経理・会計・財務は密接に関連していますが違う仕事です。以下の通り、経理は「記録」、会計は「判断」、財務は「資金」をメインに扱っています。具体的にはそれぞれ以下のような仕事を担当します。

経理部門会計部門財務部門
概要財務情報を記録財務情報をもとに判断現在や将来の資金管理
焦点過去〜現在現在〜未来現在〜未来
目的会計の一部。企業の日々の財務取引を記録・管理し、財務諸表の作成に関わる。経理の記録を基にした報告、分析、戦略立案に関わる。資金調達や投資計画など、将来の資金の流れを管理する。
担当日々の経費精算
請求書の処理
月次決算対応
四半期・年次ごとの財務諸表の作成
月次決算値の分析と報告
四半期・年次ごとの財務諸表の分析
長期的な経営戦略のサポート
日々の資金繰り
新しい事業投資のための資金調達
長期的な財務戦略の策定

経理が過去から現在、会計と財務が現在から未来の財務情報に焦点を当てるイメージです。実際にはこれら3つが混ざりあった仕事を担当する経理部員も多いですよ。

>>経理・会計・財務の違い(準備中)

経理の具体的な仕事内容

経理の具体的な仕事内容

日次業務

経理の日次業務では、企業の財務活動を記録・管理していきます。日々の記録の積み重ねが月次や年次の決算につながるので、日次業務も重要な仕事です。具体的には以下の通り。

  • 経費精算
  • 伝票・帳簿の記入
  • 領収書の確認
  • 会計システムへの入力
  • 現預金管理

このように経理が毎日の取引を正確に記録することで、経営層は財務状況をリアルタイムで把握できるのです。日次業務のスキルや経験は経理としての基本なので、経理の転職でも多くの企業で求められます。

まめぐま
まめぐま

経理に配属になると、最初に日次業務から経験することが多いです。

>>経費精算のやり方(準備中)
>>帳簿の付け方(準備中)
>>領収書の書き方(準備中)

月次業務

企業は月次決算を最小単位として財務状況を確認することが多く、経理の月次業務は企業の直近の経営判断に影響します。私の経験としては、以下のように月次決算の数値が経営判断に直結しました。

  • 月次決算で消耗品費が予算を超えていた
  • 原因を確認し、在庫が余っている状況での追加購入が発生していることが判明した
  • 関係者へ注意喚起を促し、翌月以降の消耗品費は予算を下回ることができた

月次決算を始めとした月次業務は以下の通り。月1回必要となる対応が含まれます。

  • 月次決算対応
  • 取引先への請求書の作成
  • 取引先への支払処理

月次業務は直近の経営判断につながります。月次業務まで担当できるようになると、経理の定型業務が理解できるようになってきますよ!

>>請求書の作り方(準備中)

年次業務

経理の年次業務のメインは年次決算やそれに伴う税務対応です。企業の1年間の決算報告を作成することで財務情報を共有し、株主や関係者に対する説明責任を果たす必要があります。

  • 年次決算が必要な理由


以下のように会社法により年次決算は法的義務であり、企業は1年間の財務成績を集計して報告書を作成しなければなりません。さらに税務署や金融機関は、年次決算報告をもとに企業の税務処理や信用評価を行います。

第四百四十条 株式会社は、法務省令で定めるところにより、定時株主総会の終結後遅滞なく、貸借対照表(大会社にあっては、貸借対照表及び損益計算書)を公告しなければならない。

引用:衆議院「会社法」

具体的には以下のようなフローで年次決算を実施します。

  • 決算方針の策定:会計規則や税法の変更があれば対応方針決定
  • スケジュールの策定:決算日程を関係部門と確認して決定
  • 売上高の確定:部門別の売上高を算定
  • 売上原価の確定:在庫金額を算定して売上原価を確定
  • 共通費の配賦:部門間接費や本社経費の配賦計算
  • 仮勘定の整理:仮勘定の精算を確認
  • 経過勘定の確認:必要があれば前払費用や未収収益を算定
  • 各引当金の計上:退職給付引当金や貸倒引当金などの引当金を算定
  • 決算数値の確定:決算整理関連の処理を行い決算数値を確定
  • 年次決算資料の作成:貸借対照表や損益計算書などの決算書類を作成

日次、月次に続いて年次業務を担当すると、経理の1年間の業務サイクルをほぼすべて経験できます。年次業務は1年1回しか経験できないので、3年以上の経験があると評価されやすいです。

経理の規模・業界による仕事内容の違い

経理の規模・業界による仕事内容の違い

規模による仕事内容の違い

会社の規模によって、経理の仕事内容には大きな違いがあります。経理が担当する業務の範囲やボリューム、経理の人数も大きく異なるから。以下のように大企業と中小企業の経理では仕事のやり方も変わります。

大企業の経理

経理部員の人数も多く経理業務が幅広いため、専門性が高い分業制が採用されていることが多いです。決算担当、管理会計担当、財務担当、在庫管理担当など専門的に担当が分かれています。

中小企業の経理

少ない経理人数で全般的な経理業務をカバーするため、オールラウンダーとして一人が幅広く担当することが多いです。日々の取引記録から決算業務まで一貫して行い、分析や報告も含め幅広い業務に対応します。

経理の仕事は会社の規模によって異なります。大企業では専門性が高く分業制が取られる一方で、中小企業では一人が幅広い経理業務を担当することが多いです。

業界による仕事内容の違い

経理の仕事内容は業界によっても異なります。なぜなら各業界の事業内容や取引の特性が異なるから。そういった業界ごとの特徴は経理業務にも影響を与えます。例えば各業界の経理面での特徴は以下の通り。

  • 製造業:製品の製造にかかる原価計算と製品別分析
  • 小売業:日々の商品売上や在庫管理
  • 建設業:長期にわたる建設プロジェクトの進捗管理と収益認識
  • IT業界:ソフトウェア開発の進捗に応じた収益認識と研究開発費の処理

経理の仕事はどの企業でも日次業務などの基本的な部分は同じですが、業界によって重視されるスキルや経験が異なるので注意が必要です。

経理は多くの書類を扱う仕事!業務で扱う主な書類

経理は多くの書類を扱う仕事!業務で扱う主な書類

経理業務では多くの書類を扱います。経理は企業の財務取引を記録する仕事のため、企業活動の全てのデータが集まるから。その中でも経理でよく使う書類は以下の4つです。

  • 伝票
  • 帳簿
  • 領収書
  • 請求書

伝票

伝票は企業間取引の事実を記載した書類で、経理処理において重要な役割を果たします。なぜなら伝票の情報をもとに仕訳帳や総勘定元帳などの会計帳簿を作成するから。伝票の種類は以下の通りです。

入金伝票出金伝票振替伝票売上伝票仕入伝票
概要商品の代金を現金で受け取った場合や売掛金の回収時に使用現金で支払いを行った際に使用現金以外の取引や売上・仕入以外の取引で使用商品の売上があった際に使用仕入を行った際に使用
使用例商品を販売して現金を受け取った取引経費を現金で支払った取引約束手形の支払いや売掛金の銀行口座への入金商品を販売して売掛金が発生した取引部品を購入して買掛金が発生した取引

伝票によって日々の取引内容が記録されます。伝票は経理業務を正しく行うために重要な書類です。

帳簿

帳簿は企業間の取引や資産、負債、お金の流れなどを記録する書類です。帳簿には伝票をもとに以下のような情報が記載されます。

  • 取引の内容
  • 日時
  • 取引先
  • 資産の状況

帳簿は主に主要簿と補助簿の2つのカテゴリに分かれています。補助簿は主要簿を作るために必要な帳簿です。

  • 主要簿


すべての取引を正確に記録する主な帳簿
具体例:仕訳帳、総勘定元帳

  • 補助簿


特定の詳細な情報を記録する帳簿
具体例:現金出納帳、売掛帳、買掛帳

このように帳簿は様々な種類があります。すべて経理業務の基盤となる書類のため、経理の仕事では必ず扱います。

まめぐま
まめぐま

今は会計システム上で帳簿を管理することが一般的です。

>>帳簿の付け方(準備中)

領収書

領収書は商品やサービスの対価としてお金の受け渡しが発生したことを証明する書類です。領収書には以下の内容が必要とされます。

  • 取引日:2024年10月10日
  • 宛名:ABC株式会社 様
  • 金額:¥60,000
  • ただし書き:お食事代として、文房具代として
  • 金額の税率ごとの内訳:内税60,000円、外税60,000円
  • 発行者名:株式会社XYZ

さらに領収書は以下のような理由で重要視される書類です。

  • 経理業務における取引の証明
  • 税務申告の根拠
  • 内部不正防止

経理部員は発行と確認どちらも対応が必要なので、領収書についてきちんと学んでおきたいですね!

>>領収書の書き方(準備中)

請求書

請求書は売上に対しての支払いを請求するための書類です。

経理の仕事では、売上に対しての請求書を発行し、取引先からの請求書を確認して支払をする必要があります。請求書に記載すべき項目は以下の通り。

  • 請求書作成者の企業名
  • 取引年月日
  • 取引内容
  • 税率ごとに区分された金額
  • 請求書の交付を受ける事業者名
  • 請求書番号
  • 振込先の情報
  • 支払期限

請求書は企業の収益管理に不可欠な書類です。インボイス制度の導入などで複雑さが増していますが、特に経理部員は適切に発行と確認ができる必要があります。

>>請求書の作り方(準備中)
>>インボイス制度について(準備中)

経理の仕事にやりがいはある?5年以上経理で働く筆者が魅力を解説

経理の仕事のやりがいは?5年以上経理で働く筆者が魅力を解説

経理はやりがいのある仕事です。5年以上経理で働く現役経理部員の私が、その魅力を5つ解説します。

会計という専門知識が身につく

経理は仕事を通して会計という専門知識が身につきます。「今の企業でのみ通用する知識しか身につかない。」ということはありません。

なぜなら他の企業の経理に転職しても会計知識は重要だから。例えば同じ社会人4年目でも、経理と営業では以下のような違いが生まれます。

経理

他の企業でも通用する会計知識が身についている。

営業

その企業の製品や営業方法しか知らない。

経理の仕事は会計知識を深める絶好の機会です。もし転職しても、身につけた会計知識は価値のある専門知識となります!

若いうちから経営に近い仕事ができる

経理の仕事は経営に深く関わります。なぜなら経理は経営判断に直接影響を与える財務情報を提供するから。

そのため経理部員は若いうちから部長や役員クラスと一緒に働くことができ、やりがいを感じやすいです。

私の場合も経理1、2年目の頃から現場の部長と会話をすることが多くありました。時には会計面でのアドバイスを求められることや分析を依頼されることもあり、経営に関わっているというやりがいを感じます!

経理の仕事はたとえ1年目だとしても、経営に関わります。若いうちから経営的な視点を持って働けるのでやりがいがあります。

勉強が仕事に直結しやすい

経理の仕事は、勉強した内容が仕事に直結しやすいです。特に会計原則や財務知識に関連する勉強は、学んだことがすぐに仕事で使えるから。

学んだ知識を確実に実務で活かすことができるので、勉強にも前向きに取り組めます。経理の仕事に直結しやすい勉強は以下の通り。

  • 簿記
  • 原価計算
  • 管理会計
  • 会計原則
  • 税法

経理の仕事は、勉強が実務に結びつきやすいです。そのため経理の専門知識を身につけること自体で自己成長を実感でき、やりがいがあります。

まめぐま
まめぐま

例えば簿記は、勉強した知識がそのまま経理の仕事のベースになります!

幅広い部署の役に立てる

経理は幅広い部署に貢献することができます。なぜなら経理部員は各部署の財務状況を最も早く把握できる立場だから。

そのため経理は各部署の会計面での課題や問題点を確認し、改善に向けてのサポートをすることができます。例えば私の経験では、以下のように各部署の役に立つことができました。

  • 売上実績の分析を通じて、営業部門の売上計画策定に貢献
  • 月次の予実分析をもとに、製造部門のコスト変動データを提供

経理は会計の専門家として、会社の様々な部署の意思決定に貢献できます。様々な場面で必要とされるのでやりがいのある仕事といえます。

転職しやすい

経理は転職しやすい職種です。経理の仕事は専門性と汎用性が高くどの企業でも経験を生かしやすいから。例えば私も経理として転職しましたが、転職活動ではそれまでの以下のような経理経験を評価されました。

  • 仕訳処理
  • 支払処理
  • 月次・年次決算
  • 原価計算
  • 管理会計
  • 税務対応

経理の仕事は専門性と汎用性の高さから転職しやすい職種といえます。今の仕事が転職にも生かせるので、やりがいを持って働きやすいです。

経理に向いている人・向いていない人の特徴

経理は特殊な仕事です。なぜなら会計をベースにした専門的な仕事だから。そのため経理に向いている人とそうでない人には特徴があります。

経理に向いている人は以下の通り。自分の特徴と比較することで、自分が経理に向いているかが分かりますよ!

  • 数字や会計が好き
  • 内勤にストレスがない
  • PC作業が好き
  • ルーティン業務を頑張れる
  • 自分の意思でスキルアップを目指せる
  • 報連相がしっかりできる
  • ルールを厳守したコミュニケーションが取れる

一方で経理に向いていない人は以下の通りです。

  • 数字が嫌い
  • 長時間じっとしていたくない
  • PC作業が嫌い
  • 同じことを繰り返したくない
  • 分かりやすい評価基準が良い
  • ミスや失敗をごまかしてしまう
  • 優しすぎる

経理に向いていない人の特徴にいくつも当てはまる人は、経理を仕事にすると大変かもしれません!

経理に向いている人・向いていない人の特徴は以下の記事で解説しているので、自分はどちらに当てはまりそうか確認してみてください。

>>経理に向いている人・向いていない人の特徴

経理に必要なスキルと資格

経理に必要なスキルと資格

経理は会計の専門家であり、ITスキルを駆使して会計システムの操作やデータ管理を行います。そこで分析したデータを経営層や他部署に報告することが仕事です。そのため経理に求められる主なスキルは以下の通り。

  • 会計の知識と理解
  • ITスキル
  • コミュニケーション能力

特に会計スキルの裏付けのためには、以下のような資格が求められます。

  • 日商簿記検定
  • ビジネス会計検定
  • FASS検定

経理の仕事ではスキルと資格どちらも重要です。特に簿記のような会計に関する資格は実務能力の向上にも直結します。

>>経理に必要なスキル(準備中)
>>経理にオススメの資格(準備中)

経理の年収は?【高くないけど低すぎるわけではない】

経理の年収は?【高くないけど低すぎるわけではない】

経理の20代平均年収は以下のように高くはないものの低すぎるわけではありません。経理だから年収が低いということはないです。

全体20代平均年収:352万円

経理20代平均年収:402万円

参照:doda「平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】」
参照:doda「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」

経理の年収は会社に依存します。経理としての能力に関わらず、年収水準の高い会社で働いていると年収は高くなる傾向です。経理だから年収が低いということはないので安心ですよ!

>>経理の年収の真実(準備中)

経理の仕事はなくなる?経理に将来性がある理由

経理の仕事はなくなる?経理に将来性がある理由

経理業務自動化の現実

経理業務の自動化は実際に進んでおり、特に以下のような単純作業が対象となっています。

  • 売掛金・買掛金管理
  • 会計データ分析
  • システムから会計データを集める
  • 単純な仕訳入力

しかし経理の仕事そのものがなくなるわけではありません。現状のAIやRPAではすべての経理業務をカバーできないからです。経理業務の自動化は単純作業の削減を促し、経理部員がより高度な業務に集中できるようになります。

経理のニーズは「より経営に近い仕事」に移っていく

経理のニーズは今までの数値管理から経営に近い意思決定の支援へと移行します。AIやRPAの活用で出てきた会計数値をもとに、どう行動するかは人間が決めることだから。

私の場合も以下のように経理業務を自動化して、確認や判断に時間をかけています。

  • システムからのデータ取得:自動化
  • データの加工:自動化
  • 加工済みデータの分析:自分で対応
  • 関係者への確認や報告:自分で対応

経理の仕事は財務情報の管理から意思決定支援へと役割が変化していきます。特に経理業務に付随する専門性を持つことで、将来性のある経理部員へとシフトしていくことができますよ!

>>経理の仕事はなくならない!

「経理はやめとけ」と言われる理由は?

「経理はやめとけ」と言われる理由は?

「経理はやめとけ」と言われることもあります。これは経理の仕事に思い込みがあり、経理にはデメリットもあるから。「経理はやめとけ」と言われる理由は以下の通り。

  • 経理は将来なくなるイメージが強い
  • 成果が可視化しづらくて評価されにくい
  • 経理は年収が高くない
  • 専門的で勉強し続ける必要がある
  • 定型業務ばかりでつまらない
  • 人間関係が狭くなりやすい
  • 決算期が忙しすぎる

「経理はやめとけ」と言われることもありますが、経理は専門性・汎用性が高く魅力的な職種です。以下の記事で詳細を解説しているので、自分が経理をやめとくべきかどうか判断しましょう。

>>「経理はやめとけ」と言われる7つの理由!(準備中)

経理に関するよくある質問

経理に関するよくある質問

経理の仕事が楽すぎて将来のキャリアが不安…

経理の仕事が楽すぎると、将来のキャリア形成に大きな影響を与える場合があります。

なぜなら経理の転職では、経験年数相応のスキルや経験が求められるから。経理が楽すぎるときは以下の対処法があります。

  • 担当業務を変更する
  • 経理部内で異動する
  • 早めに転職する

経理としての将来キャリアを考えて、スキルや経験値が停滞しすぎないように注意が必要です。

>>経理が楽すぎて不安な人へ

経理が忙しすぎてきついって本当?

経理が忙しすぎてきついという人がいるのは本当です。経理の忙しさは以下の3つによって大きく異なるから。

  • 会社
  • 担当業務
  • 業務への慣れ

経理が忙しいと感じるかどうかは個人のスキルや担当業務、職場の環境によって異なります。経理が忙しすぎてきつい人は、改善するための対処法をとってみることがオススメですよ。

>>忙しすぎる経理部員必見!きつい残業への対策

経理がつまらない…どうすればいい?

経理がつまらないと感じる場合、面白くなるコツや対処法を実践しましょう。経理がつまらないと感じる理由は以下の通り。

  • ルーティン業務ばかりで刺激がない
  • 単純な手作業が多い
  • 過去のことばかり考えたくない
  • 分かりやすい評価基準がない
  • 人間関係の幅が狭くて閉塞的
  • そもそも何やっているのかよく分からない
  • 会計や数値に興味がない

これらに対処するには、以下の3つに取り組んで現状を変える行動を始めてみましょう。

  • 簿記やFASS検定を勉強して経理の全体像をつかむ
  • 業務効率化に力を入れる
  • 転職活動やSNSで情報収集してみる

もしどうしても経理の仕事がつまらないと感じる場合、異動や転職なども視野に入れることがオススメですよ。

>>経理の仕事がつまらない理由と面白くなるコツ

経理の仕事内容は企業の財務情報を管理・活用すること

経理の仕事内容は企業の財務情報を管理・活用すること

経理は企業の財務情報を正確に管理し、経営への活用を促す重要な仕事。会計という専門知識が身につき、転職市場でも需要が高い魅力的な職種ですよ。経理の具体的な仕事内容は以下の通りです。

日次業務月次業務年次業務
目的月次や年次の決算のために日々企業の財務活動を記録・管理年次決算のために月ごとで記録
月ごとで財務状況を確認して経営判断につなげる
企業の1年間の財務情報を社内外に共有し、株主や関係者に対する説明責任を果たす
内容経費精算
伝票・帳簿の記入
領収書の確認
会計システムへの入力
現預金管理
月次決算対応
取引先への請求書発行
取引先への支払処理
年次決算
税務対応

経理の各業務の詳細については、以下の記事で解説しています。経理について深く知っておきたい人はぜひご覧ください。

>>経費精算のやり方(準備中)
>>帳簿の付け方(準備中)
>>領収書の書き方(準備中)
>>請求書の作り方(準備中)

]]>
【経理の面接が成功する3つの対策】転職経験者の経理部員が経理特有のコツまで解説https://mameguma.com/interview-preparation/Sun, 28 Apr 2024 22:23:42 +0000https://mameguma.com/?p=6586

こんな悩みはありませんか?実は転職面接で失敗する人は多いです。なぜなら面接に必要な事前準備や対策ができていないから。 私は2回の転職活動経験から、経理の転職面接が成功するために必要な対策を学びました。この記事では転職面接 ... ]]>

  • 面接を成功させるための対策がしたい!
  • 経理の面接のコツはある?
  • 面接でよく聞かれる質問は?

こんな悩みはありませんか?実は転職面接で失敗する人は多いです。なぜなら面接に必要な事前準備や対策ができていないから。

私は2回の転職活動経験から、経理の転職面接が成功するために必要な対策を学びました。この記事では転職面接を成功させるための対策や、よくある質問、第一印象を良くするコツを解説します。

この記事を読むことで、転職面接の通過率が格段にアップしますよ!結論は、面接官が求める3つの接点を認識するために3つの対策で面接の準備をしましょう。

面接官が求める3つの接点
  • 今の価値=即戦力として仕事を任せられる
  • 将来の価値=将来的にも伸びてくれる
  • 相性=自社の社風や職場環境と合う
接点を探す3つの対策
  • 自己分析をする
  • 企業分析をする
  • 共通点を見つける

さらに面接では以下6つの質問がよく聞かれます。

  • 前職ではどのような仕事をしてきましたか?
  • どのように弊社に貢献できますか?
  • なぜ今の会社を辞めようと思ったのですか?
  • 弊社を志望する理由は何ですか?
  • 将来やりたいことは何ですか?
  • 最後に質問はありますか?

それぞれ面接官の真意を把握して、事前に回答を考えておくことが重要です。

執筆者情報

面接を受ける前に知っておくべきこと

面接を受ける前に知っておくべきこと

転職面接の特徴

転職面接は新卒とは大きく異なります。新卒と違って転職者は即戦力を求められるから。そのため転職面接で聞かれるポイントは以下の通りです。

  • 特定の仕事を任せられるか
  • 会社を替える理由は何か
  • 全般的なビジネススキルはあるか

転職面接は社会人経験があることが前提となります。募集されているポジションで即戦力として活躍できることをアピールしましょう。

転職面接に臨む心構え

面接に臨む心構えとして、面接者への敬意を払いましょう。なぜなら転職面接もビジネスだから。

採用する側もされる側も、ビジネスの一つの手段として転職を選択しています。具体的には以下2つに注意しましょう。

  • 面接してもらっている意識を持つ
  • 身だしなみは清潔に

転職面接はビジネスの延長です。決してお客さんではないので、ビジネスパーソンとしての行動を心がけることが重要です。

まめぐま
まめぐま

日頃の仕事の延長だと考えましょう!

面接官の意図と評価基準

面接官は自社と候補者との接点を知りたがります。候補者が会社と合わないと、戦力になれなかったりすぐに辞めてしまったりする可能性が高いからです。

具体的には以下3つの接点があると、面接官は採用しやすくなります。

  • 即戦力として仕事を任せられる
  • 将来的にも伸びてくれる
  • 自社の社風や職場環境と合う

転職面接では上記3つの接点をチェックされます。事前に志望企業と自分の接点を把握しておきましょう!

面接が成功する3つの対策

面接が成功する3つの対策

面接官が求める3つの接点は、下記のように整理できます。

  • 今の価値=即戦力として仕事を任せられる
  • 将来の価値=将来的にも伸びてくれる
  • 相性=自社の社風や職場環境と合う

これら3つの接点を把握しておくと面接が成功しやすくなりますよ。具体的には以下の3つの対策で接点を見つけましょう。

  • 自己分析をする
  • 企業分析をする
  • 共通点を見つける

過去の経験から将来のキャリアまで意識して、企業との相性を確認することが重要です。

自己分析をする

自分が働きたい環境を知る

自己分析のスタートとしては、なぜ転職したいのかを考えます。ネガティブな転職理由こそ前向きな転職の目的になるから。

ネガティブな転職理由
  • 毎日残業でつらい
  • 給料が少なくてやる気が出ない
  • 人間関係が悪くて働きづらい
前向きな転職の目的
  • 残業の少ない環境で働きたい
  • 給料を増やしたい
  • 人間関係が良好な環境で働きたい

ネガティブな転職理由を掘り下げることで、自分が本当に働きたい環境や希望が分かります。

キャリアを振り返る

キャリアは過去の経験をもとに振り返ります。以下4つの項目に沿って考えると分かりやすいですよ!

  • どんな考えがあったか
  • その考えをもとにどう行動をしたか
  • 行動によってどんな結果になったか
  • その結果から何を学んだか

経理の業務改善の経験に当てはめると、以下の通りです。

  • 考え:無駄な作業が多かった月次決算業務を改善したかった
  • 行動:エクセルVBAを学び、単純作業を改善した
  • 結果:エクセルの集計に4時間かかっていたものを30分に短縮した
  • 学び:業務改善することの大きなメリットと考え方を学んだ

面接でも上記4つの項目に沿ってエピソードを話すことが重要です。考えから学びまで伝えられると、「明確な意志を持って仕事をできる人」という好印象を持ってもらえます。

強みを見つける

自分の強みは自分を客観的な視点で評価することで見つけ出します。

強みを知る必要があるのは、面接官は即戦力を探すためにどのような強みのある人材かを知りたいから。強みを探すポイントは以下の通りです。

  • 過去の成功経験で共通の理由は何か
  • 過去の失敗経験からどう行動したか
  • 人によく褒められたり認められることは何か

自分の強みは過去の経験をもとに客観的に考えることが重要です。面接の中でエピソードと絡めて強みをアピールできるように準備しましょう。

強みがなくて悩む場合は、現状で足りないスキルを身につける行動から始めましょう。たとえスキルが足りなくても前向きな行動を起こしていれば、面接でも評価されやすいです。

企業分析をする

企業への第一印象を整理する

企業分析は志望企業への自分の第一印象を整理することから始めます。企業分析は、志望企業がざっくりどんな企業なのかを掴むことからがスタートだから。

例えばベンチャー系のIT企業の場合、下記のような印象を持ちませんか?

  • 売上が伸びていて活気がありそう
  • スピード感がありそう
  • きれいなオフィスかな
  • 幅広い業務を経験できそう
  • 専門外の仕事もやるのかな
  • 柔軟な働き方ができそう
  • 残業が多いかも

まずは志望企業への第一印象を整理しましょう。第一印象を整理しておくことで、具体的な情報収集が進めやすくなりますよ。

情報収集をする

実際に企業のHPやSNSなどから情報収集をして、志望企業を深堀りしていきましょう。情報収集で深堀りすることで、第一印象とは違う点を知り新たな発見ができます。

具体的には以下の3ステップで情報収集をすることがオススメ!

情報収集の進め方
  • 企業のHPを確認
  • Googleなどの検索エンジンで検索
  • SNSで生の声を探す
  • 企業のHPを確認


事業内容・最新情報・財務情報・企業規模・社史・採用情報などを確認します。特に経理の場合は、財務情報や事業内容から今後の業績を予測したり改善点を考えてみましょう。

  • Googleなどの検索エンジンで検索


求人票に載っている要素をもとに検索してみましょう。志望企業の業界・仕事内容・企業名などで検索すると、個人ブログなどの有益な情報を得ることも可能です。

  • SNSで生の声を探す


実際にその業界や企業で働いている人の声を見つけやすいのが、XなどのSNS。SNSで検索することで、企業のHPには書いていない実態を知ることもできます。嘘や誇張の場合も多いので、情報の中身には要注意ですよ!

上記の3ステップで情報収集をして、企業分析を進めましょう。企業分析から「なぜその会社で働きたいのか」を明確にできます。

まめぐま
まめぐま

特に経理の場合は、企業分析をもとに会計的な視点での特徴や改善点を整理しておくことが重要!

共通点を見つける

入社後をイメージする

まずは自分と企業との接点を意識して、入社後の自分をイメージしましょう。

もし企業と合わないと、ミスマッチになって早期退職につながる可能性があるから。具体的には以下の3つを確認します。

  • 今の価値:求人と合う経験やスキルがあるか
  • 将来の価値:将来やりたいことが志望企業でできるか
  • 相性:社風や職場環境が合いそうか

その企業に入社して働く自分をイメージして、自分と企業が合っているかを考えてみましょう。

どうしてもイメージが湧かない場合は、自己分析・企業分析のやり直しや転職エージェントに相談することもオススメです。転職エージェントに相談すると、ネットには書かれていない現場の情報を教えてくれます。

希望条件を整理する

応募する企業を選ぶためには、自分の希望条件と求人の内容が合っているかが重要です。

希望を満たせない企業に転職しても、転職活動の成功とは言えないから。以下の3ステップで希望条件を整理しましょう。

  • 自分の希望条件をすべて書き出す
  • 希望条件に優先順位をつける
  • 優先順位の高い希望条件と求人の内容を確認

転職は自分の希望を叶えるためにするものです。希望条件を必ず整理してから応募しましょう!

まめぐま
まめぐま

すべての希望条件を満たす求人はないので、譲れない条件と譲れる条件を整理しておくことが重要です!

求人を分析する

希望条件を満たす求人が見つかったら、次は「自分が求められている人材と合うか」を確認します。

こちらの希望だけ満たしていても、志望企業の希望を満たせないと内定を獲得できないからです。具体的には求人の内容を以下の6つに分けて考えましょう。

何をするのか会社全体の単体月次・年次決算
お客さんは誰か社内の人、経営層、株主
なぜその仕事をするのか法律により決算を行う義務がある、株主などへの報告、今後の経営戦略に役立てる
お客さんといつ関わるのか決算対応のための情報収集、株主総会
どこで働くのか本社経理部
どのように仕事をするのか経理部員として決算担当をメインに、会計的な視点から他部門と関わる
例:本社経理部での決算担当の求人の場合

上記に沿って考えることで、求人の内容を整理できます。各項目で自分の経験やスキルとの接点があるかを確認することが重要です。

求人情報で「求められる人材」より劣っていても選考を突破できることがあるので、すべてに接点がなくても気になる求人には応募してみましょう。

経理の面接のコツ

経理の面接のコツ

転職面接では職種によって面接時の質問が一部異なります。なぜなら職種ごとで求められる能力も違うから。

ここでは経理の面接のコツやよくある質問を、2回の転職活動経験や本などからの知見をもとに解説します。

まめぐま
まめぐま

いくつも経理求人の面接を受けてきたので、実体験も含めてご紹介します!

経理の面接でよく聞かれる2つの質問と回答例

経理の面接では以下2つがよく聞かれます。

  • これまで経験してきた業務内容を詳しく教えてください。
  • 仕事で実現したいことは何ですか?

経理は専門性が高いので、面接官は候補者のキャリアを詳細に確認したいから。具体例として私の場合は以下のように回答していました。

これまで経験してきた業務内容を詳しく教えてください。

基本的な経理業務を始め主担当として月次・年次決算、原価管理を3年、税務対応を2年経験しました。さらに経理内の業務効率化プロジェクトも一任し、エクセルVBAやRPAを活用した効率化を進めました。

仕事で実現したいことは何ですか?

まずは業務の流れや会社の特徴をつかみ、全体像を把握したいと思います。経理の全体像を理解したうえで現職での経験を生かして担当業務にチャレンジしていきます。その後は経理としての知見や経験を深め、より経営の意思決定に関わる業務にもチャレンジしていきたいと考えています。

経理のよくある質問に答えるためには、自分の過去・将来キャリアを整理しておくことが重要です。

面接官が本当に知りたいこと

経理でよく聞かれる2つの質問の裏には、面接官が確認したいことが隠されています。それぞれ面接官の本音は以下の通り。

これまで経験してきた業務内容を詳しく教えてください。
  • 経理の流れをどこまで把握しているか
  • 一人で経理業務ができるか、誰かのサポートをしていたのか
  • 扱ってきた人数・金額の規模はどれくらいか
  • 目立った経験やスキルはあるか
  • 正確さ、几帳面さはあるか
仕事で実現したいことは何ですか?
  • 経営に貢献したい気持ちはあるか
  • 将来のキャリアまで考えられているか

質問の裏まで理解して、「何をどこまで経験してきたか」「今後どうしていきたいか」をしっかり話せるように準備しておきましょう。

経理に求められる人材は実務経験が豊富な人

経理に求められる人材は、求人の内容と合った豊富な実務経験がある人です。経理は専門性が高く「何をどこでどれくらい経験したか」が重視されるから。

実際に経理の求人では、以下のように具体的な実務経験が応募条件として記載されることが多いです。

  • 5年以上の決算業務経験をお持ちの方
  • 3年以上の管理会計経験をお持ちの方
  • 年次決算を一人で対応できる方

経理は実務経験が重要なので、自分の経理経験を適切にアピールしましょう。

まめぐま
まめぐま

これまでの経理業務の経験をすべて整理しておくことが重要です!

面接でよく聞かれる6つの質問と伝えるべきこと

面接でよく聞かれる6つの質問と伝えるべきこと

続いて経理を含めて転職面接でよく聞かれる質問を6つご紹介します。適切に回答できるよう質問の意図まで深堀りしておきましょう。

よく聞かれる質問面接官の知りたいこと伝えるべきこと
前職ではどのような仕事をしてきましたか?求人の仕事を任せられそうか、主体的に働いてくれそうかどんな考えでどう行動したか
どのように弊社に貢献できますか?できることや強みは何か、自社と合いそうか具体的なエピソードをもとに自分が貢献できること
なぜ今の会社を辞めようと思ったのですか?すぐにまた辞めてしまわないか、問題を起こす人じゃないか退職理由と志望理由の一貫性を持たせる、前向きな転職理由
弊社を志望する理由は何ですか?本気度はどれくらいか、自社で成長できる人材か志望企業じゃないといけない理由、自分の求めていること
将来やりたいことは何ですか?将来キャリアを意識しながら働いているか、目標に向かって主体性を持っているか志望企業で実現できそうな将来キャリア、仕事に対する前向きな目標
最後に質問はありますか?自社への熱意はどれくらいか、何に関心があるかまずは仕事に関する質問を、今までの話の流れを意識、面接官が答えやすい質問をする
面接でよく聞かれる6つの質問

質問の裏には必ず意図があります。面接官の本当に聞きたいことに答えられるよう、特によく聞かれる上記6つの質問は準備を徹底しましょう。

面接での第一印象を良くする方法

面接での第一印象を良くする方法

面接当日のマナーを知っておく

転職面接はビジネスであり、マナーがあります。最低限以下の6つはチェックしておきましょう。

  • 会社には5〜10分前に到着する
  • 身だしなみを整える
  • 声は大きく
  • 言葉遣いに気をつける
  • 面接官との対話を意識
  • 最後まで気を抜かない

会社には5〜10分前に到着する

面接会場の会社には5〜10分前に到着しましょう。これより早すぎても遅すぎてもマナーがなってないと思われてしまいます。

初めて行く場所の場合は現地には30分〜1時間前に到着しておき、近くで準備しておくことがオススメです!

身だしなみを整える

面接会場に行く前には、全身鏡などを見て身だしなみをチェックしましょう。特に以下を確認しておくことが重要です。

  • 髪型が乱れていないか
  • スーツに汚れはないか
  • 男性の場合ネクタイは歪んでいないか
  • カバンに必要なものが入っているか
  • 靴は汚れていないか

清潔感を持ってもらえるように身だしなみに注意しましょう。

声は大きく

面接中は大きな声で話すように意識しましょう。面接は緊張するので声が小さくなりがちだからです。

緊張感を持つことは大切ですが、好印象を持ってもらえるように大きな声で話すことが大切です。

言葉遣いに気をつける

面接はビジネスなので、言葉遣いに気をつけましょう。過度に丁寧にする必要はありませんが、日頃の仕事で培ったビジネスマナーを見せる必要があります。

具体的には仕事のお客さんと話すときのイメージで、丁寧な言葉遣いをしましょう。

面接官との対話を意識

面接は一方的に自分のことを話す場ではありません。面接官との対話を意識しましょう。

特に質疑応答の際には、用意してきた回答ばかりではなくその場の雰囲気や話の流れを加味した受け答えが重要です。

最後まで気を抜かない

面接は最寄り駅を出るくらいまで気を抜かないことが重要。面接の最後には「貴重なお時間をいただきありがとうございました。」などの丁寧な挨拶が好印象です。

まめぐま
まめぐま

面接後のエレベーターでスマホをいじるなど、気を抜いた行為は禁物ですよ。

受け答えは元気よくハキハキと

転職面接では通された部屋に面接官が後から入室することが多いです。新卒面接と違って、面接官の業務の合間に面接が実施されることが多いから。

面接官が入室したら、立ち上がって大きな声でハキハキと挨拶すると好印象です。入室してから面接までは以下のように準備をしておきましょう。

面接官が来る前
  • 案内された椅子に座って待つ
  • かばんは足元の床に置く
  • 姿勢を整えておく
  • 面接で話すことを頭の中で予習する
面接官が来たら
  • 立ち上がり体を面接官の方に向ける
  • お辞儀をしながら大きな声で挨拶をする
  • 特に第一印象を良くするように意識する

面接官は入室時の第一印象で候補者のイメージを作ってしまうこともあります。大きな声でしっかりゆっくり話すことで、「元気があって落ち着いている。」と好印象を持ってもらいましょう。

出だしを大切に

面接において出だしは特に重要です。お互い何も分かっていない状況で、かなり緊張してしまうから。

まずは自己紹介から話すことが多いので、2分くらいで以下の2つを伝えましょう。

経歴の要約
  • 志望企業の求める人材に合わせてキャリアを整理
  • 職務経歴書の内容をだらだら話さない
  • 面接官が深堀りしたくなる経験をピックアップ
志望企業でどうしたいか
  • 自己紹介の結論として簡潔に
  • 経歴を話した最後に伝える
  • 自己紹介の時点では長く話さない

最初の自己紹介はかなり緊張します。上記の2つをベースに、話すことの大枠を事前に決めておくと安心です。2分くらいをめどに、長くなりすぎないよう注意しましょう。

面接でのNG行動

面接では面接官に不快感を与えないように注意が必要です。些細な言動も見られていることを意識して、以下のNG行動をしないようにしましょう。

  • 話を聞くときに相手の目を見ていない
  • あごが上がっている
  • 姿勢が悪い
  • 腕や足を組んでいる
  • 相づちが大げさ
  • 部屋の中をチラチラ見る

クセで無意識にやってしまう行動もあるので、面接中は意識してNG行動を避けることが重要です。

まめぐま
まめぐま

話す態度と聞く態度どちらも重要ですよ!

面接対策は準備が重要!自分と企業の接点を探しておこう

面接対策は準備が重要!自分と企業の接点を探しておこう

面接対策では面接官の求める3つの接点を、3つの対策によって事前に見つけておくことが重要です。

面接官が求める3つの接点
  • 今の価値=即戦力として仕事を任せられる
  • 将来の価値=将来的にも伸びてくれる
  • 相性=自社の社風や職場環境と合う
接点を探す3つの対策
  • 自己分析をする
  • 企業分析をする
  • 共通点を見つける

自分と企業の接点が見つかれば、後は第一印象を意識して魅力的に伝えるだけ。以下6つのよくある質問に対する回答を準備しておけば問題ありません。

  • 前職ではどのような仕事をしてきましたか?
  • どのように弊社に貢献できますか?
  • なぜ今の会社を辞めようと思ったのですか?
  • 弊社を志望する理由は何ですか?
  • 将来やりたいことは何ですか?
  • 最後に質問はありますか?

転職面接では業界や職種によって聞かれる質問も異なります。経理の場合は以下2つが聞かれやすいので回答を準備しておきましょう。

  • これまで経験してきた業務内容を詳しく教えてください。
  • 仕事で実現したいことは何ですか?

経理の面接では特に実務経験を深掘りされます。一人での対策が不安な人は、転職エージェントに登録して志望企業の特徴共有や模擬面接などの面接対策をお願いしましょう。

まめぐま
まめぐま

私も面接対策をしてもらって今の会社の内定を獲得しました!

経理にオススメの転職エージェントは以下の記事でまとめているので参考にしてください。

>>経理にオススメの転職エージェント

]]>
経理の自己PRで評価される9つのアピールポイントを転職経験者の現役経理部員が解説https://mameguma.com/accounting-self-promotion/Sun, 21 Apr 2024 22:34:58 +0000https://mameguma.com/?p=6502

こんな悩みはありませんか?実は経理の転職活動で自己PRは非常に重視されます。なぜなら自己PRは自分の経験や強みを採用担当者に伝える重要項目だから。 私は経理として転職活動を2回経験し、自己PRを魅力的に伝えたことで年収1 ... ]]>

  • 自己PRは何を意識したらいい?
  • 経理のどの経験・スキルが採用担当者に評価されるの?
  • 経理の自己PRの例文を知りたい!

こんな悩みはありませんか?実は経理の転職活動で自己PRは非常に重視されます。なぜなら自己PRは自分の経験や強みを採用担当者に伝える重要項目だから。

私は経理として転職活動を2回経験し、自己PRを魅力的に伝えたことで年収100万円以上アップの転職に成功しました。

まめぐま
まめぐま

2回の転職活動の中で自己PRでの経理のアピールポイントを学びました!

この記事では経理が評価される9つのポイントをどのようにアピールすればいいかを解説します。この記事を読むことで、自己PRを通して採用担当者に自分の価値を伝えることができるようになりますよ!

結論、経理の自己PRで評価される9つのアピールポイントは以下の通り。

  • ニーズのある実務経験
  • 使えるソフト・システム名と習熟度
  • IPO準備の経験
  • マネジメント経験
  • システム導入や制度設計の経験
  • IFARSなど海外会計基準の経験
  • 業務効率化の経験やスキル
  • 経営層への提案やアドバイス経験
  • 他部門との協業経験

経理の転職における自己PRは、自分の経験や強みを適切に評価してもらうために重要です。この記事を読んで、経理の自己PRのポイントを押さえておきましょう!

執筆者情報

経理の自己PRを魅力的に伝える7つのコツ

経理の自己PRを魅力的に伝える7つのコツ

志望企業のニーズを把握する

志望企業のニーズを把握することは、経理の自己PRにおいて最も重要な要素です。経理に求められる役割は以下のように幅広いから。志望企業の経理ニーズと自分の経験がずれてしまうと、いくらスキルが高くても採用されにくくなってしまいます。

志望企業が求める経理経験の一例
  • ベンチャー企業での幅広い経理業務
  • 大企業での連結決算
  • 海外子会社等との英文経理
  • 管理会計
  • 工場での原価計算
  • 全社の税務対応
  • 経理全般の業務効率化

経理の自己PRでは、企業の経理ニーズに合わせた具体的なスキルと実績が魅力的に映ります。志望企業が求める経理の役割を理解し、自分の経験の中から近いものを探し出しましょう。

自分の強みを分かりやすく伝える

経理の自己PRでは、採用担当者に自分の強みを分かりやすく伝えましょう。経理の仕事はどの会社にもあり汎用性が高いから。何も考えずに自己PRを作ると、他の志望者と似たものになってしまいます。以下のように自分の強みを伝えることで、他の志望者との差別化を図りましょう。

私は過去5年間1,000人規模の企業の経理部で勤務し、月次・年次決算をはじめとする幅広い業務を経験しました。特に実績データの分析には自信があります。月次や年次の分析結果をもとに経営判断のサポートを行い、利益の前年比3%アップに貢献しました。

経理の自己PRでは、具体的なエピソードや実績と合わせて自分の強みを伝えることが重要。採用担当者に他と違う自分の価値を理解してもらいましょう。

転職後にも生かせる具体的な経理経験をアピール

経理経験は他の企業へ転職しても確実に生かせます。経理の仕事はどの企業にも存在し、専門性と汎用性が高いから。特に以下のような財務会計の業務はどこの企業でも対応が必要です。

  • 仕訳処理
  • 請求書管理
  • 出納管理
  • 売掛金・買掛金管理
  • 月次決算

経理経験はどの企業の経理でも求められます。経理としてのスキルを具体的な経理経験をもとにアピールしましょう。

経験期間を記載して経験の豊富さを伝える

経験した経理業務の期間は具体的に自己PRに記載しましょう。経理の仕事は毎月の定型業務が多いので、経験期間が長い方が経験豊富だと評価されやすいからです。具体的には以下の通り。

期間の記載がない

経理担当として月次決算を経験し、業務改善を進めた。

期間の記載がある

経理担当として月次決算を4年経験し、業務改善を進めた。

期間の記載がある方がより具体性があり、経験豊富だと感じますよね。経理における自己PRでは経験期間を明確にしましょう。各経理業務を長く経験していると、採用担当者に好印象を与えることができます。

まめぐま
まめぐま

経理業務は年数でスキルや経験が分かる仕事です。

保有しているスキルや資格で能力をアピール

経理の転職では、保有しているスキルや資格を前面にアピールすることが重要です。なぜなら経理の仕事は専門性を求められるから。以下のような資格は、経理としての専門性の高さをアピールできます。

  • 公認会計士
  • 税理士
  • USCPA
  • 簿記1級
  • 簿記2級

各企業は専門性の高い経理を求めます。保有資格やスキルを明確に伝えることで魅力のある自己PRを作りましょう。

経理以外のスキルや経験で差別化する

経理の転職で意外に重要なのが経理以外のスキルや経験での差別化。経理はどの企業にもある仕事なので、経理業務経験だけだと他の志望者との違いを伝えづらいから。

経理以外のスキルや経験が経理としての魅力を高めてくれます。具体的には以下のようなスキルや経験が評価されやすいですよ。

  • 会計システム導入
  • 業務改善
  • プロジェクトマネジメント
  • ITスキル
  • 英語力
  • コミュニケーション能力

経理の転職において、経理以外のスキルや経験は重要です。経理経験と合わせて自己PRに含めることで、他とは違う人材であることをアピールしましょう!

実績やスキルを盛らない

経理の自己PRで実績やスキルを盛って伝えるのはNG。

経理は職種的にも信頼性が重要だから。自己PRでは過度に実績やスキルを強調せず、客観的な視点で自分をアピールすることが大切です。

以下のように、嘘にならない範囲で魅力的に自己PRをするのが鉄則。

私は4年間、経理として働いています。特に月次・年次決算業務は3年ほど経験してきました。決算業務ではエクセルVBAを使用した効率化や他部署との折衝等により、月次決算にかかる時間を3時間削減しました。貴社でも経理担当者として積極的に業務改善を進めていきたいと考えています。

4年間の経理経験、3年の決算業務経験、3時間の削減といった箇所は正確な数値で伝えます。自己PRは客観的な視点も重要。エピソードや数値を使って自分本位になりすぎない伝え方でアピールしましょう!

経理の自己PRで評価される9つのアピールポイント

経理の自己PRで評価される9つのアピールポイント

経理は専門性が高い仕事のため、以下のように特に評価されるスキルや経験があります。

  • ニーズのある実務経験
  • 使えるソフト・システム名と習熟度
  • IPO準備の経験
  • マネジメント経験
  • システム導入や制度設計の経験
  • IFARSなど海外会計基準の経験
  • 業務効率化の経験やスキル
  • 経営層への提案やアドバイス経験
  • 他部門との協業経験

上記のスキルや経験があれば、自己PRに含めることで他の志望者より一歩リードできます。

ニーズのある実務経験

経理の自己PRでは志望企業にニーズのある実務経験が最も重要です。経理は専門性が高いので、未経験者よりも経験者が好まれるから。

応募要件に記載されていることも多いですが、以下のような経験にニーズがあります。

  • 単体決算
  • 年次決算
  • 税務
  • 原価計算
  • 管理会計
  • 資金管理

経理の自己PRではニーズのある実務経験のアピールは必ず入れましょう。採用担当者は即戦力になる経理を求めています。

使えるソフト・システム名と習熟度

経理にとって使えるソフトやシステム名と習熟度は重要なポイントです。経理は事務職なので、仕事時間のほとんどをソフトやシステムの利用に費やすから。

以下のようなソフト・システムを使いこなせると評価は高いです。

  • Excelの高度な操作スキル
  • XLOOKUPなどの関数
  • ショートカット
  • ピボットテーブル
  • エクセルVBA
  • Power Query
  • SAP・OracleなどのERPシステムの習熟度
  • システムの具体的な利用経験
  • システムの導入経験
  • システムの更新経験
  • システムに関する資格

経理の自己PRに関しては、使えるソフトやシステムの習熟度を具体的に伝えましょう。

まめぐま
まめぐま

名前の羅列ではなく、どう使いこなせるかが重要です。

IPO準備の経験

IPO準備の経験は、特にベンチャーや中小企業を志望する経理の自己PRで強力です。ベンチャーや中小企業はIPOを目指す会社も多いから。

実際に株式上場の基準に財務報告書を整えていった経験は、これらの企業で重宝されます。

IPO(Initial Public Offering)は企業が株式市場に上場するプロセスであり、経理部門はその成功に不可欠です。IPOにおいては財務報告書の正確性と透明性が求められます。

具体的には以下のようにアピールしましょう。

過去のIPOプロジェクトの経験

IPOのために財務報告書を整備した経験や監査対応の経験を具体的に伝えます。

特にベンチャーや中小企業の経理では、IPO準備の経験を強調することで即戦力として評価される可能性が高まります。

マネジメント経験

マネジメント経験は経理でも重視される経験です。経理のキャリアを歩むうえでも、人をマネジメントする立場になっていく必要があるから。

具体的には以下のような経験を伝えましょう。

  • 引継ぎや教育などで後輩を指導した経験
  • 経理主任、課長などでチームを率いた経験
  • システム導入、業務改善などのプロジェクトを管理した経験

経理の自己PRでもマネジメント経験は大きな強みになります。後輩の指導などの些細なことでもいいので、マネジメントに関する経験は積極的に伝えましょう。

システム導入や制度設計の経験

システム導入や制度設計の経験は、経験できる頻度も少なく経理にとって強力なアピールポイントです。枠組みやルールの構築・整理は経理のことを幅広く理解していないとできない高難易度な業務だから。

具体的には以下のように経験を伝えると、経理全般の知識やシステムに関しての理解度を評価されます。

ERPシステムの導入

過去の職歴でERPシステムの導入プロジェクトに携わった経験を挙げましょう。ERPシステムを使用している企業は多く、導入の経験はかなり重宝されます。

内部統制の改善

内部統制の整備や改善プロジェクトに参加した経験を挙げましょう。内部統制はどの企業にも必要なので、経理の視点から改善を進めた経験は強力です。

経理の自己PRではシステム導入や制度設計の経験を強調することで、希少な経験を生かして転職先でも価値を提供できることをアピールできます。

まめぐま
まめぐま

一部システム変更への対応などでも評価されますよ!

IFARSなど海外会計基準の経験

IFRSなどの海外会計基準の経験は、特に外資系などグローバル企業の経理を目指す人にとって重要です。外資系やグローバル企業、グローバルなプロジェクトでは海外会計基準が採用されていることが多いから。

例えば以下のようなIFARSの経験があると、経理の転職では評価が高くなります。

IFRS対応の財務報告書作成

IFRSに基づいた財務報告書を作成した経験を挙げましょう。例えば、IFRS9(金融資産の分類と測定)やIFRS15(顧客との契約から生じる収益)に基づいた報告書を作成した実績を伝えます。

IFRSのトレーニングや認定

IFRSに関するトレーニングを受けたり、認定を取得した経験をアピールしましょう。

IFRSなどの海外会計基準の経験は、外資系やグローバル企業において評価が高いです。英語力と合わせて伝えることで信頼性も高まりますよ。

業務効率化の経験やスキル

経理業務の効率化経験やスキルは、他の志望者との差別化になります。業務効率化は経理の生産性を向上させるから。

業務改善の意識の高い経理部員は生産性の高さを評価されやすいです。以下のような経験があれば積極的にアピールしましょう。

自動化ツールの導入

過去の職歴で自動化ツールを導入した経験を具体的に挙げましょう。例えばエクセルVBAやRPAなどの導入経験を伝えます。

プロセス改善プロジェクト

経理業務のプロセス改善プロジェクトに参加した経験を共有しましょう。例えば業務フロー整理やフローの最適化対応などの経験を伝えます。

業務効率化の経験やスキルは、今後の経理部員に求められる重要ポイント。転職先でも価値提供できることをアピールしましょう。

経営層への提案やアドバイス経験

経営層への提案やアドバイスの経験は、経理だからこその希少性の高い経験です。なぜなら経理は会社の数値の実績や予想を経営層に伝えることも重要な仕事だから。

具体的には以下のような経験があると採用担当者から高い評価を得られます。

  • 実績の報告と分析
  • 業績予想のシミュレーション
  • 資金調達戦略の提案
  • M&A戦略のサポート
  • 投資方針の提案
  • 内部統制の改善提案

経営層への提案やアドバイスの経験はどの企業でも重宝されます。経理の自己PRで伝えることで、経営的な視点を持っていることの証明になりますよ。

他部門との協業経験

他部門との協業経験は、意外に経理部員にも重要です。経理部門は企業全体に影響を及ぼす役割を果たしているから。

他部門との協業により、経理の専門知識を活用してビジネスに貢献することもできます。例えば以下のような協業経験があると重宝されますよ。

  • 製造部門の予算策定へのアドバイス
  • IT部門とのシステム改善プロジェクト
  • 営業部門との売上予測検討
  • 開発部門との開発コスト削減検討

経理部門内で業務が終わってしまう人がいることも事実です。他の経理部員との差別化にもなるので、他部門との協業経験を積極的にアピールしましょう。

まめぐま
まめぐま

経理以外の部門との関わりが評価されやすいです!

経理の自己PRの例文

経理の自己PRの例文

経理ならではのアピールポイントを押さえて、効果的な自己PRを行いましょう。経理の魅力的な自己PRの具体例は以下の通りです。

前職では経理として複雑な財務データを的確に処理し、会社の健全な財務状況を維持するために経営層への提案を進めてきました。業績予想のシミュレーションや資金調達戦略の提案等を通して、経営陣の戦略的な意思決定をサポートしてきた実績があります。

貴社では、前職での経験を生かして経営的な視点から意思決定のサポートをできる人材になりたいと考えております。

前職では月次・年次決算を中心に4年間経理業務に取り組んできました。エクセルVBAやRPAを活用して決算業務の効率化を進め、月次決算にかかる時間を3時間縮小させた実績があります。

貴社では、普段の経理業務に加えて業務改善を通して貢献できる人材になりたいと考えております。

前職では決算業務を中心に経理業務を7年経験し、うち3年間は決算対応チームリーダーとして取り組んできました。3名のメンバーの能力やスキルに合わせて業務を割り振り、決算スケジュール管理を滞ることなく進めてきた実績があります。

貴社では、前職でのマネジメント経験を生かしてチームや経理部門全体を統率できる人材になりたいと考えております。

これらの例文を参考に、採用担当者が魅力を感じる自己PRをしましょう!

まめぐま
まめぐま

例文を丸写しせず、自分の言葉で自己PRを考えることが重要です。

経理の自己PRは自分の経理としての強みを具体的に伝えよう!

経理の自己PRは自分の経理としての強みを具体的に伝えよう!

経理の自己PRは、自分の強みを具体的に伝えて即戦力になれるとアピールすることが重要です。以下のアピールポイントを押さえましょう。

  • 実務経験:特に企業のニーズと合致する経理経験
  • ソフト・システムの習熟度:効率化に貢献する技術力
  • IPO準備の経験:成長企業で生かせる経験
  • マネジメント経験:チームリーダーとしての能力
  • システム導入や制度設計:システムに関しての理解度
  • 海外会計基準の経験:グローバルな視点での経験
  • 業務効率化:生産性の高さ
  • 経営層への提案経験:戦略的思考力
  • 他部門との協業経験:協調性とコミュニケーション力

これらを踏まえた自己PRは、経理としての価値を採用担当者に魅力的に伝えることができます。

実際は自分だけで自己PRを考えるのは難しいです。どうしても主観的な考え方になったり、自分の何が強みか分からないことも多いから。

不安な人は転職の専門家である転職エージェントを利用することで、自己PRも一緒に考えてくれます。経理にオススメの転職エージェントを以下の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

>>経理にオススメの転職エージェント

]]>
【経理の職務経歴書】書類選考突破率を2倍にした経理部員が徹底解説https://mameguma.com/accounting-resume/Sat, 13 Apr 2024 21:56:05 +0000https://mameguma.com/?p=5271

こんな悩みはありませんか?実は、職務経歴書は書類選考の結果に直結します。なぜなら、職務経歴書は採用担当者にあなたの第一印象を与える重要書類だから。職務経歴書の書き方を学び、コツを身につけることが転職活動の成功において重要 ... ]]>

  • 職務経歴書の書き方が分からない
  • 職務経歴書で何を伝えれば良い?
  • 職務経歴書はどう書き進めるの?

こんな悩みはありませんか?実は、職務経歴書は書類選考の結果に直結します。なぜなら、職務経歴書は採用担当者にあなたの第一印象を与える重要書類だから。職務経歴書の書き方を学び、コツを身につけることが転職活動の成功において重要です。

私も職務経歴書に関する本を10冊読破し、1回目と2回目の転職活動で書類選考突破率を2倍以上にすることができました。この記事では、経理の効果的な職務経歴書の書き方について具体的なステップと実用的なアドバイスを提供します。

履歴書・職務経歴書に関する本を10冊読破

この記事を読むと受かる職務経歴書が書けるようになり、競争率の高い書類選考を突破できるようになりますよ!

結論は、職務経歴書を書く前に以下3つのステップが重要です。その後、基本的に5つの項目に分けて魅力的に記載していきます。

書く前にやるべき3ステップ

  • 必要な情報の収集
  • 適切なフォーマットの選択
  • 5つの必須項目を確認

魅力的な自己アピールのための5つの項目

  • 基本情報
  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 活かせる知識・経験・スキル
  • 自己PR

経理特有の職務経歴書のポイントも合わせて解説します。

執筆者情報

目次

  1. 職務経歴書を書く前にやるべき簡単3ステップ
  2. 【結論】書類選考を突破する経理の職務経歴書の書き方
  3. 経理の職務経歴書のポイント
  4. 職務経歴書を効果的に書くためのコツ11選
  5. 【転職初心者必見】職務経歴書の添削を受けるべき理由
  6. 職務経歴書の提出方法のポイントと注意点
  7. 【無料で簡単!】職務経歴書のテンプレート活用法
  8. 職務経歴書の書き方に関するよくある質問
  9. 職務経歴書の書き方が分かれば書類選考を突破できる

職務経歴書を書く前にやるべき簡単3ステップ

職務経歴書を書く前にやるべき簡単3ステップ

ステップ1:必要な情報の収集

職務経歴書を書く前には、必要な情報を収集することが重要です。適切な情報を把握しておかないと、魅力のない薄い職務経歴書になってしまうから。具体的に必要な情報は以下の3つです。

  • キャリアの棚卸し
  • 自己分析
  • 企業研究

キャリアの棚卸し

過去の職歴や経験、実績を整理し、書き出します。これにより、職務経歴書作成のベースとなるキャリア情報を整理しましょう。キャリアの棚卸しは、強調すべき職歴を漏れなく把握するために重要です。

自己分析

自分の強み、スキル、価値観などについて考え、アピールポイントを明確にしていきます。具体的には、過去の経験から以下の3つを深掘りしていきましょう。

  • なぜ今回転職するのか
  • 自分は現状何ができるのか
  • 今後どうしたいのか

自己分析は、魅力的で独自性のある自己アピールのために役立ちます。

まめぐま
まめぐま

転職でのミスマッチを防ぐためにも重要です!

企業研究

志望企業について調査し、その企業の特性や人材ニーズを把握しましょう。書類選考突破の可能性を上げるためには、職務経歴書を志望企業に合わせてカスタマイズする必要があるから。具体的には以下を確認し、その企業独自の人材ニーズを認識しておきましょう。

  • 企業のホームページ
  • 求人情報
  • 口コミサイト

企業研究をすると、志望動機や自己アピールの完成度が高まります。

ステップ2:適切なフォーマットの選択

職務経歴書のフォーマットは、文書のレイアウトや構造を指します。自身のキャリアや状況と合う適切なフォーマットを選択することが大切です。職務経歴書の基本的なフォーマットは以下の3つ。

  • 編年体式
  • 逆編年体式
  • キャリア式

編年体式

概要経歴を時系列で並べる形式
特徴履歴書の職歴と同じ並びになる、
最もベーシックで分かりやすいなフォーマット
メリット時系列で記載されるので、どのように成長してきたかが採用担当者に伝わりやすい
デメリット特定のキャリアの強調が難しい
おすすめな人まだ職歴の浅い若手

逆編年体式

概要最新の職歴から逆順に並べる形式
特徴直近の職歴が最もニーズがある場合に先頭に配置する
メリット直近の職歴から書くので、現在の能力が分かりやすい
デメリット履歴書と逆の順番で読みづらい
おすすめな人職歴がある程度ある中高年

キャリア式

概要特定のスキルや専門性に焦点を当てる形式
特徴職歴の中から志望先へ関連の高い要素を選出し、スキルや専門性を強調
メリット実務能力や専門スキルを強調してアピールできる
デメリットどの会社での経験か分かりづらい
おすすめな人技術職、専門職などのエキスパート

自分のキャリアに合った適切なフォーマットを選ぶことで、より簡単に魅力的な職務経歴書が書けるようになります。

まめぐま
まめぐま

はじめて転職する経理部員にオススメなのは「編年体式」です!

ステップ3:5つの必須項目を確認

職務経歴書には5つの必須項目があります。基本的にはこれらをすべて網羅しましょう。

  • 基本情報
  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 活かせる知識・資格・スキル
  • 自己PR

フォーマットによって順番の入れ替えはありますが、基本的にどのフォーマットを選んでも5つの必須項目を満たすことで魅力的な職務経歴書が完成します。

【結論】書類選考を突破する経理の職務経歴書の書き方

【結論】書類選考を突破する職務経歴書の書き方

経理の職務経歴書は、以下の5つの項目に沿って記載することが基本です。

  • 基本情報
  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 活かせる知識・資格・スキル
  • 自己PR

各項目の内容や書き方を解説していきます。

基本情報

基本情報

基本情報には、最低限以下の3つの項目が含まれます。

  • タイトル
  • 日付
  • 氏名

タイトル

職務経歴書のタイトルは、通常「職務経歴書」と記載します。職務経歴書の先頭中央に、少し大きめのフォントで記載しましょう。

日付

職務経歴書の作成日付です。タイトルから1行あけて、右端に記載します。注意点は以下の3つ。

  • 履歴書と日付を合わせる
  • 和暦か西暦か統一する
  • 更新、修正の際には日付も更新する

日付は更新を忘れがちな場所なので、注意が必要です。

氏名

氏名は日付の下にフルネームで記載します。文字の大きさは、日付<氏名<タイトルとなるように。正確性が求められるため、愛称や略称は避けましょう。履歴書と同じ氏名で記載する必要があります。

職務要約

職務要約

職務要約では、自分のこれまでの職歴を簡潔に要約します。職務要約のポイントは以下の3つ。

  • 文量は150文字前後で簡潔に
  • 文体は「である調」
  • 今までの職歴を分かりやすくまとめる

文量は150文字前後で簡潔に

職務要約は、採用担当者に最初に読んでもらう箇所です。職務経歴書を読むだけが業務ではないため、採用担当者は時間がないことがほとんど。

そのためとくに応募書類が複数ある場合、すべての項目をしっかり読んでもらえるとは限りません。150文字目安で簡潔に分かりやすく書くことで、職務経歴書を続けて読んでもらえるよう工夫しましょう。

文体は「である調」

職務要約の文体は「である調」で記載しましょう。「ですます調」と比較して文量も少なく、簡潔な印象になるからです。必要に応じて体言止めも用いると、簡潔で分かりやすい職務要約になります。

である調AXX社で経理を7年経験。
業務効率化実績が評価され経理主任に昇進した。
ですます調AXX社で経理を7年経験しました
業務効率化実績が評価され経理主任に昇進しました

である調を用いることで、文量も抑えられて簡潔な印象になります。

まめぐま
まめぐま

職務要約は「簡潔に分かりやすく」がポイントですよ!

今までの職歴を分かりやすくまとめる

職務要約では、今までの職歴を分かりやすくまとめる必要があります。その際のコツは以下の3つに沿って記載すること。

  • 今までにやったこと
  • できるようになったこと
  • 今後に生かせること

例えば「7年経験のある経理主任」の場合、以下のような感じです。

今までにやったことAXX社で経理を7年経験
できるようになったこと決算業務の確実な対応
月間50時間の業務効率化
今後に生かせること決算業務の取りまとめ
経理システムの有効活用による業務効率化
経理主任として部下のマネジメント
まめぐま
まめぐま

3つのコツに沿って記載することで、簡単に職務要約を考えることができますよ!

職務経歴

職務経歴

職務経歴は、職務経歴書の中で最も重要視される項目です。これまでの職歴について具体的な職務内容や実績を記載しましょう。以下の5つの要素を含めることが大切です。

  • 勤務先
  • 配属先
  • 担当業務の具体的な内容や実績
  • その他の貢献実績
  • 勤務先での評価

勤務先

勤務先名称、勤務時期、事業内容、売上高、資本金、従業員数などを記載します。

20XX年4月 AXX株式会社入社

事業内容:オフィス用品の製造・販売 従業員数:900名 資本金:3億円 売上高:300億円(20XX年度)

配属先

部署名、役割、構成人数、役職のある場合は部下の人数も記載しましょう。

本社経理部経理課に配属

経理主任(部下2名、経理部員12名)

経理主任として、月次・年次決算の取りまとめや効率化を担当

担当業務の具体的内容や実績

応募先に役立つ経験、成果や実績はできる限り数値で表現することがポイントです。

月次・年次決算を担当し、税理士対応も経験

関係部署への事前対応依頼強化、決算作業の業務フロー見直し等により、決算日程を約1日短縮に成功

その他の貢献実績

業務改善、クレーム処理、後輩指導などの貢献実績を記載します。

経理主任として、部下2名の指導を行う

決算の全体像や各部署との連携に関するコツを伝承し、1人で月次決算対応ができるまでの成長に貢献

勤務先での評価

表彰、受賞は評価された内容に加え背景も記載すると分かりやすくなります。

経理業務効率化プロジェクトリーダーを担当

経理システムの有効活用を提案し、経理部全体で月間50時間の業務効率化に成功

これまでの経験と実績、入社後にどのような貢献が期待できるかを採用担当者にアピールしましょう。

活かせる知識・資格・スキル

自身の知識や資格、スキルが志望職種でどのように生かせるかをアピールします。なぜなら採用担当者には、「このスキルを持つ人を採用したい」という募集職種ごとのニーズがあるから。ニーズにあった知識や資格、スキルを取捨選択して記載することが重要です。

知識

知識

これまでに身につけた専門知識を記載します。卒業後5年以内程度であれば、学生時代に勉強したものも記載して問題ありません。

月次決算・年次決算・税務申告といった経理業務全般の幅広い経験

決算業務の効率化、経理システム有効活用による業務改善の経験

資格

資格

志望職種に関連するものだけを取捨選択して強調しましょう。もし勉強中のものがあれば、自己PR欄に記載します。志望職種への関連度が高く取得が難しい資格なら、意欲と基礎能力の高さをアピールできるのでおすすめですよ。

日商簿記検定試験2級、TOEIC公開テスト 700点

スキル

スキル

PCスキル、交渉力、課題解決能力など志望職種に転用できるものを記載します。

Excel、PowerPoint、会計ソフトなど業務で使用するPCスキル

自分が持つ知識、資格、スキルの3方向から志望職種に関連の高いものをピックアップしましょう。成長と学びの過程を示し、スキルアップへの意欲を伝えることも重要です。

まめぐま
まめぐま

継続的な学習やトレーニングにも言及すると、採用担当者へ熱意が伝わりますよ!

自己PR

自己PR

自己PRでは、自分がなぜこのポジションにふさわしい候補者であるかを説明します。自分が選ばれるべき理由や根拠、入社への意欲を魅力的に伝えましょう。

採用担当者は入社への意欲や熱意も重要視しているからです。具体的には以下の4つをもとに自己PRを作成します。

  • PRしたい強み
  • エピソード
  • 応募先の状況や要望
  • 自分は何ができるか

PRしたい強み

結論として、自分の強みや特徴を挙げましょう。インパクトのあるキーワードを入れられると、好印象に繋がります。

私は、現状をより良く改善することを得意としています。

エピソード

強みの裏づけとなる根拠をエピソードを用いて記載します。これまでの経験から具体的に書くことが重要です。

前職では、決算担当として確実な決算対応に責任を持って働いてきました。

さらに決算業務をより良く改善する視点を持ち、決算作業の業務フロー見直し等により決算日程を約1日短縮することに成功しました。

応募先の状況や要望

自身の強みを必要としている応募先の状況を記載しましょう。応募先のニーズをきちんと把握していることのアピールにもなります。

貴社では、経理業務に単なる作業ではない付加価値をつけることを目指しているとお伺いしています。

自分は何ができるか

最後に、自身の強みを志望企業でどう生かすかを記載します。「自分の強みを志望企業で生かしたい」という意欲や熱意を伝えることを心がけましょう。

私の現状を改善する強みを生かして、経理業務の付加価値を高めていく一助になれるのではと考えております。

自己PRで重要なのは、意欲と熱意を魅力的に伝えることです。自己分析と企業研究をすることで、採用担当者を惹きつける自己PRが書けるようになりますよ!

>>【誰でもできる!】魅力を伝えるための経理の自己PRの書き方(準備中)

経理の職務経歴書のポイント

経理の職務経歴書のポイント

業務経験はすべて具体的に

経理の業務経験は、できる限り網羅的かつ具体的に記載しましょう。経理の職務経歴書は実績を数値で表すのが難しいから。そのため具体的な業務経験を記載して、採用担当者が実務能力を評価できるようにする必要があります。

具体的には以下のように経理関連の業務経験をすべて記載しましょう。

  • 現金出納管理
  • 預金管理
  • 売上・仕入管理
  • 買掛金・売掛金管理
  • 月次決算
  • 年次決算
  • 決算報告書の作成
  • 予算の作成と管理
  • 資金繰り管理
  • 監査対応
  • 投資判断の支援
  • 財務分析
  • 税務申告
  • 経営戦略の立案支援

経理の職務経歴書では、具体的な業務経験を明確に記述することであなたの専門性と成果を際立たせましょう。これにより採用担当者にあなたの経理としての価値を効果的に伝えることができますよ。

資格やPCスキルは詳細に

経理の職務経歴書では、資格やPCスキルを具体的かつ詳細に記載しましょう。経理は専門性が高く、PCを使った業務が多いから。専門性をアピールする資格やPCスキルを明記して、できることを1つでも多く採用担当者に伝えることが重要です。以下のように資格とPCスキルを記載します。

資格

  • 日商簿記検定2級 合格
  • 日商簿記検定1級 受験予定
  • USCPA(米国公認会計士) 全科目合格
  • TOEIC公開テスト 750点取得
  • ITパスポート試験 合格

PCスキル

  • Windows11(Word, Excel PowerPoint)
  • ビジネス文書の作成、データ集計、プレゼン資料の作成
  • Excelは7割の業務をショートカットで対応しており、ピボットテーブルの作成、マクロ・VBAの作成や操作が可能

特にPCスキルは具体的なレベルを書くことが重要です。資格とPCスキルで経理としての専門性や能力をアピールしましょう。

業務改善の経験で意欲をアピール

経理職の職務経歴書では、業務改善の経験を必ず記載しましょう。業務改善の経験は、経理としての業務への意欲と問題解決能力をアピールすることができるから。具体的には以下のように小さな業務改善も含めて記載することがオススメです。

VBAを用いて経費精算プロセスを改善し、月1時間の業務削減に成功した。

会計ソフトの導入担当として、月次決算の処理時間を半減した。

業務改善プロジェクトをリードし、RPAを活用したレポート作成の自動化を達成。関連業務を月3時間削減した。

経理の業務改善の経験は、業務への前向きな姿勢や行動力を評価してもらう絶好のアピールポイントです。経理の職務経歴書に業務改善の経験を記載できると、採用担当者からも評価されるあなたの強みになりますよ。

まめぐま
まめぐま

小さなものでも良いので、業務をより良くした経験は記載しましょう!

マネジメント経験やコミュニケーション力、語学力で差別化

経理の職務経歴書ではマネジメント経験やコミュニケーション力、語学力を記載し、他の志望者との差別化を図ることが重要です。これらの能力は経理にとっても重要なビジネススキルだから。

マネジメント経験やコミュニケーション力はチーム運営や他部門との折衝に不可欠であり、語学力はグローバル化するビジネス環境において重要なスキルです。

職務経歴書には、以下のようにできる限り数値を入れて具体的にアピールしましょう。

  • マネジメント経験


3人のチームを率いて月次決算に対応。チームリーダーとしてメンバーの月次決算業務を整理し、月3時間の短縮に貢献した。

  • コミュニケーション力


経費精算プロセスに関して、部門ごとの対応事項とプロセスを見直した。部門間の調整役として取りまとめ、エラー率を20%削減した。

  • 語学力


TOEIC750点を生かし、海外子会社とのメールのやり取りや英語でのレポート作成を任された。英語は引き続き勉強中。

経理部門におけるマネジメント経験やコミュニケーション力、語学力は転職市場で差別化になります。職務経歴書に具体的に記載できると、経理として他と違う自分の強みを採用担当者に伝えることができますよ。

小さなことでも良いので、差別化になる経験を記載しましょう!

悪いレイアウトや誤字脱字に注意

経理の職務経歴書において、悪いレイアウトや誤字脱字は注意深くチェックする必要があります。

職務経歴書は、あなたの仕事に対する姿勢や注意力の高さを反映するから。もし悪いレイアウトのままだったり誤字脱字があると、経理職のような正確さが求められる仕事においては特にマイナスの印象になりかねません。

悪いレイアウトの例
  • 情報が詰め込まれすぎていて読みにくい
  • 項目ごとの区切りが分かりづらい
  • 全体のバランスが悪い
誤字脱字の注意点
  • PCで作成によるタイプミスや誤変換に気付かない
  • 数値を一桁間違える
  • 固有名詞を間違って覚えている

職務経歴書は日頃の業務の正確性や注意力を反映する重要な書類です。経理部員は特にレイアウトや誤字脱字に注意して、経理としての仕事への姿勢もアピールしましょう。

職務経歴書を効果的に書くためのコツ11選

職務経歴書を効果的に書くためのコツ11選

職務経歴書は基本的に自由形式です。しかし自分の思いつくまま書いたのでは、分かりにくく魅力も伝わりづらい書類になりがち。職務経歴書には、効果的に書くためのコツが存在します。具体的には以下の通り。

  • パソコンで作成
  • A4サイズ1〜2枚にまとめる
  • 文章は箇条書きベースで簡潔に
  • 表などを用いて見やすく
  • 実績は数値を用いて具体的に示す
  • 企業の人材ニーズに合うキャリアの強調と取捨選択
  • 自己PRは客観的に記載
  • 正確な情報で信頼性を担保する
  • 適切な表現を選ぶ
  • 志望先に応じてカスタマイズ
  • 添削とフィードバックを受ける

パソコンで作成

職務経歴書はパソコンを使用して作成しましょう。読みやすいフォントや強調、表などを有効活用し、見やすい文書にします。

A4サイズ1〜2枚にまとめる

職務経歴書は原則的にA4サイズで1〜2枚に収めましょう。情報を簡潔かつ効果的に伝えるために、必要な情報を絞り込みます。

文章は箇条書きベースで簡潔に

職務経歴書の文章はできるだけ箇条書き形式で記載し、簡潔にまとめます。長文や冗長な表現は避けましょう。

表などを用いて見やすく

情報を整理し職務経歴書を見やすくするために、表やグラフなどのビジュアル要素を活用しましょう。ただし、過度な装飾は避けます。

実績は数値を用いて具体的に示す

自分の実績や成果を示す際には、具体的な数値やデータを用いて説明しましょう。具体性が出るため、採用担当者へインパクトを与えられます。

企業の人材ニーズに合うキャリアの強調と取捨選択

過去の職歴や実績の中から、志望企業のニーズに最も関連性が高く、強調すべき要素を選びましょう。不要な情報は記載しません。企業の人材ニーズに合致することが重要です。

自己PRは客観的に

自己PRは客観的に書くことが大切です。自分の強みや特徴を事実に基づいて説明し、客観的な視点からアピールしましょう。

正確な情報で信頼性を担保する

職務経歴書に記載する情報は、正確でなければいけません。虚偽の情報ややりすぎた誇張は避け、信頼性を損なわないようにしましょう。

適切な表現を選ぶ

職務経歴書の文章は採用担当者を意識して、適切な表現を用いることが大切です。業界固有の用語や略語も、分かりやすく伝えましょう。

志望先に応じてカスタマイズ

各志望先に合わせて職務経歴書をカスタマイズしましょう。企業のニーズに合致する情報を強調し、すべての志望先に同じ職務経歴書とならないようにします。

添削とフィードバックを受ける

職務経歴書を第三者に添削してもらい、フィードバックを受けましょう。職務経歴書を第三者に見てもらうことは非常に有益です。

誤字脱字の修正や改善点の指摘を受けることで、職務経歴書のクオリティを向上できるからです。これらのコツを押さえて作成することで、分かりやすい職務経歴書が簡単に書けるようになりますよ!

【転職初心者必見】職務経歴書の添削を受けるべき理由

【転職初心者必見】職務経歴書の添削を受けるべき理由

とくに転職初心者は、職務経歴書の添削を受けるべきです。転職初心者にとって、職務経歴書は未知の世界だから。例えばアルバイトの面接や就職活動では、職務経歴書は求められないことがほとんどです。

まめぐま
まめぐま

転職活動を始めるといきなり職務経歴書に出会うため、その作成難易度は高いですよね。

そのため職務経歴書の添削を受けることで自分の書類の良し悪しが分かり、書類選考突破へとつなげることができます。

職務経歴書の添削が書類選考突破につながる

職務経歴書の添削は、書類選考突破につながります。添削を受けることで、職務経歴書がより魅力的なものになるから。具体的には、職務経歴書の添削を受けることで以下のようなメリットがあります。

  • 誤字脱字や文法誤りの修正
  • 職務経歴や自己PRの内容を客観的に評価し、改善の余地を見つける
  • 採用担当者が求める情報を的確に伝えるための助言を受ける

第三者に添削を受けるだけで、これらのメリットを簡単に享受することができるのです。

職務経歴書の添削を受ける方法

職務経歴書の添削を受ける方法は大きく3つあります。

  • 転職エージェントの活用
  • 有料職務経歴書添削サービスの活用
  • 友人、家族等の知人に依頼

転職エージェントの活用

転職エージェントは、職務経歴書の添削も提供してくれます。転職のプロのアドバイスを受けることで、志望企業のニーズに合った職務経歴書へと最適化できますよ!

有料職務経歴書添削サービスの活用

ココナラやクラウドワークスなど多くのプラットフォームで提供されているのが、職務経歴書添削サービス。採用担当経験者などが職務経歴書を添削し、改善点を提案してくれます。

友人、家族等の知人に依頼

身近な友人や家族に職務経歴書を見てもらい、意見やフィードバックを受けることもできます。あなたをよく知る身近な視点からも、有益なアドバイスを得ることができるのです。気軽に依頼できることが多いため、簡単に職務経歴書の添削を受けられます。

転職初心者へのおすすめは、転職エージェントの活用です。転職エージェントは転職のプロの視点で、受かる職務経歴書にするためのサポートをしてくれるから。

迷ったら転職エージェントに登録して、職務経歴書の添削を受けてみましょう!転職エージェントの利用は基本すべて無料なので安心です。

まめぐま
まめぐま

私も転職エージェントの添削を受けてから、書類選考を突破できるようになりました。

>>【職務経歴書の添削も】経理にオススメの転職エージェント

職務経歴書の提出方法のポイントと注意点

職務経歴書の提出方法のポイントと注意点

作成、添削のあとは実際に応募して職務経歴書を提出します。職務経歴書の提出方法はいくつかの選択肢がありますが、まずは企業への応募方法で異なります。具体的には「自分で応募」、「転職エージェント経由で応募」の大きく2通り。

自分で応募する場合

基本的な選択肢は以下4つあります。志望企業からの指示にしたがって使い分けましょう。

  • 郵送
  • メール
  • 持参
  • Web応募フォーム

郵送

郵送は伝統的な提出方法で、紙の職務経歴書を郵便で送る方法です。

利用シーン・面接場所が遠い場合
・企業が郵送を希望する場合
ポイント・送付先住所を正確に確認する
・郵送料金と配達時間に注意する
注意点・郵便料金や配達時間に余裕を持つ
・書類の保管と機密性に気をつける

メール

職務経歴書をPDF形式で作成し、電子メールで企業に送付する方法です。企業のWebサイトに指示がある場合は、それに従いましょう。

利用シーン・迅速で効率的な提出が必要な場合
・企業が電子ファイル提出を希望する場合
ポイント・職務経歴書をPDF形式で提出
・ファイル名に自分の名前と職種を含める
・件名や本文に適切な情報を含める
注意点・メールの送信履歴を見て、ファイルが正常に届いたことを確認する
・ファイルが大きすぎないか確認し、容量制限に気をつける

持参

職務経歴書を印刷し、面接の際に直接面接官へ提出します。

利用シーン・個人的な印象を強化したい場合
・面接が控えている場合
・持参するよう指示がある場合
ポイント・面接日時と場所を確認し、適切な場所と時間に持参する
・服装やマナーに注意を払う
注意点・面接前に余裕を持って到着し、交通や駐車場の問題を避ける

Web応募フォーム

企業のWebサイトを通じて職務経歴書を提出する方法です。必要な情報をオンラインフォームに入力し、必要があればファイルをアップロードします。

利用シーン・企業がオンライン応募を希望する場合
・Webフォーム提出が指示された場合
ポイント・必要な情報を漏れなく正確に記入する
・記載量が膨大なため、事前に下書きを準備しておく
・ファイルのアップロードが完了していることを確認する
注意点・インターネット接続が安定していることを確認し、Webフォームの操作に慣れる
・提出期限を守る

転職エージェント経由の場合

転職エージェントを介して職務経歴書を提出することも可能です。基本的には、あなたの志望企業へエージェントが代理で職務経歴書を提出してくれます。

転職エージェント経由の場合、推薦文であなたの魅力を追加でアピールしてくれることもありますよ!

利用シーン・転職エージェントをすでに利用している場合
・1人での転職活動が不安な場合
・書類選考の時からエージェントの後押しを得たい場合
ポイント・エージェントとのやり取りを重視し、希望とスキルを明確に伝える
・エージェント提供の求人情報を検討し、最適なポジションに応募する
・エージェントから提供される求人に対し、業界研究や企業研究など納得のいく情報収集をする
注意点・常に最新の職務経歴書にアップデートする
・担当エージェントに自分のアピールポイントを共有しておく
・エージェントとの連絡手段と頻度を確保し、迅速な応答を心掛ける

おすすめは「転職エージェント経由での職務経歴書の提出」です。郵送やメールでの細かいマナーを意識する必要がなく、担当エージェントからの推薦を得られることもあるから。

まめぐま
まめぐま

せっかく書いた職務経歴書なので、提出方法にもこだわりましょう!

>>【職務経歴書の添削も】経理にオススメの転職エージェント

【無料で簡単!】職務経歴書のテンプレート活用法

【無料で簡単!】職務経歴書のテンプレート活用法

職務経歴書は自由形式ですが、様々なテンプレートが存在します。Web上で提供されているテンプレートを活用して、職務経歴書の作成スピードを高めましょう。

職務経歴書のテンプレートを活用すべき理由

多くの転職サイトや転職エージェントは、職務経歴書用のテンプレートを提供しています。これらのテンプレートを活用すべき理由は以下の通りです。

  • 適切な項目と順序、レイアウトになっていて簡単に情報整理ができる
  • 異なる業界や職種に合ったバリエーションが利用可能
  • 作成時間を大幅に短縮できる
  • 情報漏れや書き漏れを防ぎ、正確な情報提供ができる
  • 強みと成果を強調するためのアピール項目が含まれている

テンプレートを活用することで、自分の魅力をアピールする職務経歴書が簡単に作成できますよ。職務経歴書作成の最初の一歩として、転職サイトや転職エージェントが提供するテンプレートをうまく活用しましょう!

職務経歴書のテンプレート活用5ステップ

職務経歴書テンプレートを活用する際の基本的な手順は以下の5ステップです。

  • テンプレートの選択
  • ダウンロードと編集
  • カスタマイズ
  • フォーマットの整備
  • プロによる添削

テンプレートの選択

転職サイトや転職エージェントのWebサイトから適切なテンプレートを選択します。テンプレートはサイトごとに異なるスタイルやフォーマットで提供されていることがあるので、自分に合ったものを選びましょう。

例えば転職支援サービス大手のマイナビ転職だと、以下のように多種多様なテンプレートが用意されています。

マイナビ転職の職務経歴書テンプレート

参考:マイナビ転職 職務経歴書テンプレート・フォーマット70職種ダウンロード【無料】

ダウンロードと編集

テンプレートをダウンロードし、自分の情報に編集します。これには、基本情報、職務要約、職務経歴、活かせる経験・資格・スキル、自己PRなどの項目への情報入力が必要です。

カスタマイズ

テンプレートをカスタマイズして、自分の経歴と志望に合った内容に調整します。特に、職務経歴の具体的な業務内容や実績はカスタマイズが必要です。職歴の詳細や強みを適切に追加すれば、自分の個性を反映させることができます。

フォーマットの整備

テンプレートのフォーマットを整えます。フォントのサイズや表のレイアウトを確認し、読みやすく見栄えの良い職務経歴書に仕上げます。

プロによる添削

最終的な職務経歴書は、転職のプロである転職エージェントに添削してもらいましょう。誤字脱字の修正や志望企業にマッチする自己PRになっているかなど、文書全体の品質を向上させるサポートをしてもらえます。

>>【職務経歴書の添削も】経理にオススメの転職エージェント

まめぐま
まめぐま

上記テンプレートに沿って職務経歴書を作成していくと、悩むことなく書き進めることができますよ!

職務経歴書の書き方に関するよくある質問

どのようにして職務経歴書を始めればいい?

キャリアの棚卸し、自己分析、企業研究からスタートすると効果的です。実際に作成していく際は、職務経歴書のテンプレートを活用すると難易度が下がります。

>>職務経歴書を書く前の簡単3ステップ

職務経歴書のフォーマットは何を選べばいい?

フォーマットはシンプルかつ整然としていることが重要です。使いやすいフォント、区切り、表、箇条書きなどを選択し、情報を分かりやすく整理します。

編年体式、逆編年体式、キャリア式などから自分の状況に応じて選択すると良いでしょう。

>>各職務経歴書フォーマットの特徴

職務経歴書に写真を載せるべき?

基本的に職務経歴書に写真は載せないことが多いです。履歴書に写真を載せていることがほとんどだから。気になる方は転職エージェントなどのプロに確認しておきましょう。

職務経歴書の長さはどのくらいが適切?

通常1〜2ページが適切です。職歴が多い場合は2ページでも問題ありません。重要なのは、要点を簡潔に表現すること。長すぎても読みづらくなるため注意が必要です。

職務経歴書には何を含めるべき?

職務経歴書は、基本情報、職務要約、職務経歴、活かせる知識・資格・スキル、自己PRを含むことが一般的です。これらの情報は、志望企業のニーズに関連があるものを重点的に記載しましょう。

職務経歴書には趣味や特技を書くべき?

趣味や特技は志望職種に関連性がある場合に限り、含めるべきです。それが仕事に有益であるなら、アピールしましょう。関連性がない趣味や特技は職務経歴書には記載不要です。

職務経歴書に退職理由は必要?

一般的に、職務経歴書に退職理由を詳細に記載する必要はありません。しかし面接では聞かれるため、準備をしておくことがおすすめです。退職理由を簡潔に説明し、ポジティブな視点で伝えましょう。

職務経歴書にはどのように仕事の経歴を書く?

期間ごとに会社名、業務内容、役職、成果や実績などを示す方法が一般的です。

>>職務経歴で書くべき詳細内容

職務経歴の内容を盛っても良い?

職務経歴の内容を誇張することはおすすめしません。虚偽の情報は信頼性を損ない、採用プロセスで不利になる可能性があります。代わりに実績と成果に焦点を当て、具体的な数値やデータを用いて自分の強みを示しましょう。

職務経歴書に記載すべきか迷う経歴がある

職務経歴書は、過去すべての職務経歴を記載する必要があります。しかし志望職種に関連性が低い経歴は、簡単な内容のみで留めることがおすすめです。

職歴を一覧で並べるのではなく、志望職種に合わせて選考に役立つ情報を強調して提供しましょう。

職務経歴書には直近の経歴のみで良い?

職務経歴書は、直近の職歴から過去のものまですべて含める必要があります。重要な業務と成果を強調し、詳細は志望企業のニーズに合わせて調整しましょう。ただ職歴の省略はNGなので、強弱をつけることが重要です。

ブランク期間がある場合、職務経歴書でどのように説明すべき?

ブランク期間(雇用がない期間)がある場合、その間に取り組んだ経験、学び、スキル向上の活動に焦点を当てることができます。ブランク期間に何をしていたかを説明し、その期間に何を学んだり成し遂げたりしたかを強調して記載しましょう。

職務経歴書にスキルや資格をどのように記載すべき?

スキルや資格は具体的に記載し、それが仕事にどのように貢献したかを説明しましょう。すべて記載する必要はなく、志望企業のニーズに合わせて取捨選択することが重要です。

生かせるスキルや資格がない場合、どのように職務経歴書をアピールできる?

他の経験、プロジェクト、自己学習、志向性、チームでの成果などに焦点を当て、スキルの不足を補完しましょう。

ソフトスキル(コミュニケーション、リーダーシップなど)や転用可能なスキル(問題解決、プロジェクト管理など)は、多くの企業のニーズに当てはまります。

自己PRの書き方が分からない

自己PRはあなたの強みや価値を伝える機会です。具体的な実績やスキルを挙げ、その結果を通じて自分をアピールしましょう。また、志望動機や企業への貢献意欲を述べることも大切です。

>>【誰でもできる!】魅力を伝えるための自己PRの書き方(準備中)

志望動機は書かなくて良い?

職務経歴書には志望動機を明記することが重要です。志望動機で伝えられることは、自分の熱意や意欲、なぜその企業で働きたいのかなど。

記載しないと、採用担当者は応募者の本当の関心や適性を理解するのが難しくなります。自己PR欄でうまく含めることがおすすめです。

>>経理の志望動機の書き方

職務経歴書を特定の仕事に合わせてカスタマイズする方法は?

特定の仕事にあった職務経歴書のテンプレートを利用しましょう。志望企業のニーズと職務経歴書のマッチングに注力し、関連するスキルや経験を強調します。

企業ごとに異なる職務経歴書を作成する必要がある場合、どのように対応すべき?

類似の職務経歴書をベースにして、求人に特有の要件やキーワードをカスタマイズすることが重要です。各企業のニーズに合わせて自分の強みをアピールしましょう。

職務経歴書の書き方が分かれば書類選考を突破できる

職務経歴書の書き方がわかれば書類選考を突破できる

職務経歴書は、転職成功に欠かせない重要書類です。この記事で提供したアドバイスを実践すれば、あなたの職務経歴書が際立ち、書類選考を突破することができます。

実際に書いていく際は、以下の項目にも注意しましょう。これらは職務経歴書を効果的に書くために重要です。

  • フォーマットの重要性


職務経歴書のフォーマットは、情報整理に役立ちます。適切なフォント、レイアウト、順序を選びましょう。

  • ブランク期間と説明


ブランク期間がある場合、その間に行った経験や学びを強調できます。

  • 転職歴の説明


転職歴が多い場合、理由を説明し、転職から得た経験とスキルを強調しましょう。

書き方を学んだ後は、職務経歴書を実際に書いていきましょう。職務経歴書の作成後は、適切な相手から添削を受けることが重要です。例えば転職エージェントに依頼すると、志望企業や業界の動向も踏まえてアドバイスしてくれます。

まめぐま
まめぐま

転職のプロである転職エージェントの添削を受けてみることがオススメ!

>>【職務経歴書の添削も】経理にオススメの転職エージェント

]]>
経理の志望動機は「なぜその会社?」「なぜ自分?」書き方から伝え方まで解説https://mameguma.com/accounting-motivation/Sun, 07 Apr 2024 22:37:29 +0000https://mameguma.com/?p=6275

こんな悩みはありませんか?実は志望動機に具体性がない人は多いです。なぜなら志望動機の考え方のコツを知らないから。私は志望動機に関連する本を10冊読破し、転職活動を2回経験しました。 この記事では、経理の転職における志望動 ... ]]>

  • 経理の志望動機の書き方に自信がない
  • 書類選考や面接でなかなか通過できない
  • 経理の志望動機のポイントを知りたい

こんな悩みはありませんか?実は志望動機に具体性がない人は多いです。なぜなら志望動機の考え方のコツを知らないから。私は志望動機に関連する本を10冊読破し、転職活動を2回経験しました。

まめぐま
まめぐま

本や実際の転職活動で志望動機の考え方のコツを学びました。

この記事では、経理の転職における志望動機の考え方と、具体的な書き方や伝え方を解説します。この記事を読むことで、経理の転職でアピールできる志望動機を作れるようになりますよ!

結論、経理の志望動機は自分と企業がマッチすることを伝えましょう。そのためには2つの考え方があります。

  • なぜその会社なのか
  • なぜ自分を採用すると良いのか

さらに経理の志望動機には3つのポイントがあります。

  • 志望企業について情報収集をしておく
  • 自分の経理の経験や強みをベースに売り込む
  • 将来の経理キャリアまで意識する

経理の転職における志望動機は、自分と企業がどれほどマッチしているかを伝えるために重要です。この記事を読んで、経理の志望動機の書き方と伝え方をマスターしましょう。

経理の基礎知識

経理の基礎知識

経理とはどんな仕事?

経理とは、企業の財務状況を正確に記録し管理する重要な仕事です。経理の主な仕事内容には、日々の取引の記録、売上や支出の管理、月次・年次決算などがあります。

  • 日次業務:領収書の整理、仕訳記入
  • 月次業務:月次決算、請求書発行
  • 年次業務:決算書作成、税務申告

経理は会社の経済活動を数字で表し、関係者に重要な財務情報を提供する役割があります。会計の知識をベースに働く専門性が高い仕事です。

>>経理とは?仕事内容は?(準備中)

経理に向いている人の特徴

経理に向いている人は、会計数値に対する苦手意識がない人です。経理の仕事は会計数値を用いるものだから。

最低限会計数値に対して知識を持っている人にとって、経理は向いているといえます。加えて経理に向いている人の特徴としては以下の通り。

  • 内勤にストレスがない
  • PC作業が好き
  • ルーティン業務を頑張れる
  • 自分の意思でスキルアップを目指せる
  • 報・連・相がしっかりできる
  • ルールや法律を遵守できる

経理の仕事は専門性が高いため、向き不向きが大きいです。自分が経理に合っているかを見極めたうえで、経理の転職を検討しましょう。

>>経理に向いている人・向いてない人の特徴

経理が転職しやすい理由

経理はその汎用性と専門性の高さから転職しやすいと言われています。経理の仕事は初心者には難しく、多くの企業で共通点が多いから。経理が転職しやすい理由には以下のような背景があります。

  • 経理の経験は多くの求人にマッチし、条件に合った企業を見つけやすい
  • 経理のスキルは業界を問わず適用可能で、転職後もスムーズに業務に取り組める
  • 簿記などの資格を持っていると転職市場で有利に働く

経理はその汎用性と専門性から、転職市場で高い需要があります。経理の経験と簿記の資格の両方を持っていると経理の転職が有利になりやすいですよ。

経理の志望動機の2つの考え方

経理の志望動機の2つの考え方

なぜその会社なのか

志望動機を考える際に必要なのは、まず「なぜその会社なのか?」。採用担当者はたくさんある会社の中から、なぜ自社で働きたいのかを知りたいからです。経理の転職者がその会社を選ぶ主な理由は、以下の通りです。

  • スキルや経験を活かせる環境がある
  • 成長できる機会がある
  • 将来キャリアにとってプラスになる
  • 企業文化や社風に共感している
  • 年収が良い
  • 福利厚生が充実している
  • 働き方が自分と合う

経理の志望動機には「なぜその会社なのか」を必ず入れましょう。どの会社にもある経理という仕事だからこそ、その会社でないとダメな理由を伝えることが重要です。

まめぐま
まめぐま

自分の目指す将来のキャリアと関連させると、好印象を与えられますよ!

なぜ自分を採用すると良いのか

経理の志望動機では、「なぜ自分を採用すると良いのか」を明確にしましょう。経理はどの会社にも必要不可欠な存在であり、より経験豊富な人材が求められているから。経理部員が推すべきポイントは以下の通り。

貢献度

具体的な財務改善、資金繰り改善などの実績

専門スキル

簿記1級や税理士などの資格、会計ソフトの操作スキル

業務改善

会計システム導入、業務自動化、決算期間の短縮などの改善経験

マネジメント

後輩育成やチームリードの経験

高い専門性と豊富な経験を持つ経理部員はどの企業にも必要とされます。多くの候補者の中から自分を選ぶメリットを志望企業へしっかりアピールしましょう。

経理の志望動機の書き方と伝え方

経理の志望動機の書き方と伝え方

履歴書における志望動機の書き方

履歴書における志望動機は、自分と志望企業がどれほどマッチしているかを簡潔に示すことが重要です。

採用担当者が履歴書を確認する短い時間の中で、端的に魅力的な志望動機を伝える必要があるから。具体的には以下のように志望動機を書きましょう。

自動車部品メーカーの経理として、年次決算や税務申告など幅広い業務を経験してきました。業務改善にも興味があり、決算業務を効率化して4時間の業務短縮を実施した経験があります。これまで経理の経験を生かし、グローバルに事業を展開する貴社で連結決算や海外折衝などのより高度な業務を経験したいと思い、応募いたしました。

履歴書の志望動機では、自分の経験やスキルが企業の求める経理職の役割にどのように貢献できるかを簡潔に書きましょう。

まめぐま
まめぐま

採用担当者に伝わるよう簡潔に書くことがポイント!

面接での志望動機の伝え方

面接での志望動機は、自分の経験と企業への貢献を具体的に結びつけ、熱意を伝えましょう。面接官は面接を通して、志望者がどのように企業に貢献できるかを知りたいから。以下のようにできる限り具体的に伝えます。

経験を具体的に

前職では月次決算を効率化し4時間の業務時間短縮に貢献した

貢献できること

連結決算や上場企業での開示業務を経験してスキルアップしたい

面接での志望動機は、自分の経験やスキルを生かして企業にどう貢献できるかを伝えましょう。基本的には履歴書に書いた志望動機をベースにして具体例を追加することがオススメです。

まめぐま
まめぐま

採用担当者に自分の価値と熱意を理解してもらうことが重要!

経理の志望動機の3つのポイント

経理の志望動機の3つのポイント

志望企業について情報収集をしておく

経理の志望動機を考える際には、志望企業についての情報収集が重要です。企業について深く研究しておかないと、誰でも考えられるありきたりな志望動機になってしまうから。

具体的には以下のように一歩踏み込んだ志望動機を考えましょう。

ありきたりな志望動機

上場企業である貴社で経験を積みたい

一歩踏み込んだ志望動機

海外展開を目指されている貴社で私の英語力を生かして事業の成長に貢献したい

志望動機を書く前に、志望企業について調べましょう。志望企業と自分がどうマッチするかを整理して具体的に書くことが重要ですよ。

まめぐま
まめぐま

企業のHPや口コミサイト、転職エージェント経由などで情報収集が可能です。

自分の経理の経験や強みをベースに売り込む

経理の志望動機では、「自分の経理としての経験や強みを生かしてどう企業に貢献できるか」を具体的にアピールすることが重要です。経理は専門的な分野がいくつもあり、企業によって求められるスキルや経験が異なるから。

例えば以下のように、同じ経理でも求人によって求められる経験は異なります。

  • 月次決算
  • 連結決算
  • 原価計算
  • 管理会計
  • 税務
  • 財務

経理の志望動機では、自分の経験や強みをベースに売り込みましょう。自分の経験と志望企業が求める経験でマッチしている部分を優先的にアピールすることがポイントです。

将来の経理キャリアまで意識する

経理の志望動機において将来のキャリアプランを意識することは、企業とのミスマッチを防ぐためにも重要!

経理のキャリアパスは企業によっても大きく異なるからです。例えば以下のように、自分の求めるキャリアと企業のニーズが異なる可能性もあります。

自分の求めるキャリア

将来的には経理や会計の専門家としてスペシャリストになりたい

企業のニーズ

将来的には経理や管理部門のリーダーとしてチームを率いてほしい

経理の志望動機では、現在のスキルや経験だけでなく将来的なキャリアまで考えましょう。具体的なキャリアプランを持つことで、成長意欲と企業へ長期的に貢献する意思をアピールすることができます。

経理の志望動機は自分と企業がマッチすることを伝えよう!

経理の志望動機は自分と企業がマッチすることを伝えよう!

経理の転職での志望動機は、自身のスキルと経験を生かし企業の成長に貢献する意欲を伝えることが重要です。自分と志望企業がどうマッチするかを具体的にアピールしましょう。基本となる考え方は以下の2つ。

  • なぜその会社なのか
  • なぜ自分を採用すると良いのか

志望動機をうまく伝えられると、書類選考や面接での通過率が高まります。経理の経験やスキルをもとに、具体的で簡潔な志望動機を伝えるようにしましょう。

経理の転職で志望動機と並んで重要なのが、「自己PR」です。自己PRは書類と面接どちらでも重視されるので、志望動機と合わせてポイントを押さえておきましょう。

>>経理の自己PR(準備中)

]]>