【現役経理が解説】経理がつまらない7つの理由!面白くなるコツは経理の全体像を掴むこと

【現役経理が解説】経理がつまらない7つの理由!面白くなるコツと具体的な対処法3ステップ

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  • 経理の仕事がつまらない…
  • 経理の仕事がつまらないけど、続けるべき?
  • 経理の仕事はつまらないものなの?

こんな悩みはありませんか?

実は経理の仕事がつまらないという人は多いです

なぜなら経理の仕事の特徴にはつまらない要因が多数あるから。

私は新卒から経理として働き、経理分野で5年以上

経理がつまらないと思うことは何度もありますが、逆に面白さやメリットも認識しているからこそ経理として働き続けています。

この記事では、経理がつまらない理由と面白くなるコツ、どうしてもつまらない時の対処法を具体的に解説します。

この記事を読むと経理がつまらない理由が分かり、現状から抜け出すために一歩踏み出せますよ!

結論は、経理がつまらない理由は下記7つです。

  • ルーティン業務ばかりで刺激がない
  • 単純な手作業が多い
  • 過去のことばかり考えたくない
  • 分かりやすい評価基準がない
  • 人間関係の幅が狭くて閉塞的
  • そもそも何やっているのかよく分からない
  • 会計や数値に興味がない

これらを理解した上で面白くなるコツや対処法を解説していきます!

執筆者情報

経理がつまらないと感じる7つの理由

経理がつまらないと感じる7つの理由

ルーティン業務ばかりで刺激がない

経理の仕事は毎月ルーティン業務がほとんどです。

その理由は、経理のメインの仕事は会社の会計処理を正しく処理・集計することだから。

そのため、自然と毎月ほぼ同じ業務を繰り返します。

月初
・月次実績締め

・前月実績の集計

月中
・各種伝票確認

・仕訳や支払いの準備

月末
・仕訳処理

・支払処理

・月次決算

このように、毎月似たようなルーティン業務がほとんど。

日々の仕事に変化や刺激がなくつまらないと感じてしまいます。

単純な手作業が多い

経理業務ではいまだに手作業が残っています

なぜなら、特に古い体質の会社では紙の伝票やハンコ文化などがまだ残っているから

紙の伝票を回覧して確認する場合、経理は紙の伝票で金額や内容を確認する必要があります。

この作業はどうしても手作業になってしまうので、改善や効率化がしづらい範囲です。

このように単純な手作業が続くと、つまらないと感じてしまいますよね。

まめぐま
まめぐま

電子帳簿保存法などの影響で、紙の資料や手作業が減っていくことに期待!

過去のことばかり考えたくない

経理が取り扱うのは主に過去の会計数値です。

毎月や毎年の決算は、会社の経済取引を記録するためのものだから。

販売や購入などの様々な取引後に決算をするので、自然と過去の数値ばかり取り扱うことになります。

仕事の大半が過去の確定したことばかり扱うので、経理の仕事がつまらないと感じてしまいますよね。

分かりやすい評価基準がない

経理は営業のように個人の評価基準がはっきりしていないことが多いです。

なぜなら経理は会社の会計数値を管理することが主な仕事で、会社に利益を生む仕事ではないから。

例えば経理の評価基準としては、仕事の習熟度などを上司が判断するなどが考えられます。

成果主義の営業と比較して客観的に分かりづらいですよね。

評価を得るためにやるべきことがはっきりしないので、頑張るべき方向が分からずつまらないと感じてしまいます。

人間関係の幅が狭くて閉塞的

経理は仕事で関わる人が限定的で、閉塞的に感じる人もいます。

その理由は社外の人と直接関わることが少なく、社内でも決まった人としか連絡を取らないことが多いから。

私の経験では、経理の仕事で関わるのは経理部内、各部門長、各部事務担当くらいです。

経理分野で5年以上働いていますが、社外の人と直接関わったことはほぼありません。

このように経理の限定的な人間関係が閉塞的だと感じ、変化がなくてつまらないと感じてしまう人もいます。

そもそも何やっているのかよく分からない

特に経理1、2年目だと仕事の全体像が掴めず、経理の仕事がよく分からない人も多いです。

なぜなら経理の仕事は複雑なものもあり、経験しないと分からないものが多いから。

例えば棚卸資産管理の業務の場合、実際に棚卸の対応を経験しないと数値だけ出てきても何が何だかよく分からないですよね。

特に大企業などで担当業務の範囲が狭いと、全体像が分からず今自分が何のために目の前の仕事をしているのか理解できません。

自分がやっている業務がなぜ必要なのかが分からないと、重要性や意味を見出せずつまらないですよね。

会計や数値に興味がない

会計や数値に興味がないと、経理の仕事はつまらないです。

経理の仕事は会社の数値を扱う会計業務がメインだから。

伝票、仕訳、決算などの業務は会社が行った取引の内容や金額を確認し、会計数値を作っていきます。

そのため会計や数値に興味を持てないと、残念ながら経理はつまらないです。

まめぐま
まめぐま

会計や数値に興味がないと経理としては致命的なので、本当に興味を持てそうにないか慎重に考えるべき!

経理の仕事が面白くなる3つのコツ

経理の仕事が面白くなる3つのコツ

簿記やFASS検定を勉強して経理の全体像をつかむ

経理の全体像をつかむために、簿記やFASS検定を勉強してみましょう!

理由としては、経理の全体像をつかむことで自分の業務の意味や重要性を認識できるからです。

具体的には下記の流れがオススメ。

  • 簿記3級や2級の取得
  • FASS検定の勉強

経理は簿記のルールに従って会計処理を行いますし、FASS検定は経理の実務についての検定です。

経理の全体像をある程度つかめると、経理の仕事への理解度が高まり経理が面白くなりますよ!

業務効率化に力をいれる

ルーティン業務や手作業に変化や刺激をもたらすために、業務効率化に注力してみましょう!

なぜなら業務効率化は業務フローの見直しや効率化する方法を考えるなど、変化や刺激がある業務だから。

単純作業に関して、どうすれば楽になるかを考えていきます。

具体的な一例としては下記の通り。

  • 業務フロー見直し
  • 効率化箇所のピックアップ
  • エクセルVBAやRPAなどを使用して効率化

業務効率化は経理のスキルとしても重宝されます

業務効率化の視点を持つことでルーティン業務にも変化や刺激を感じ、経理が面白くなりますよ!

まめぐま
まめぐま

私も担当経理業務の効率化に取り組むことで、変化や刺激を楽しんでいます!

転職活動やSNSで情報収集してみる

「つまらない理由は経理の仕事自体か、今の会社や業務内容が原因か」を知るために情報収集をしてみましょう!

経理がつまらないと思っていても、実はその会社が合わないだけかもしれないからです。

具体的には、転職活動やSNSでの情報収集で社外の経理部員がどんな仕事をしているのかを調べます。

様々なケースを見たり聞いたりすることで、自分にとって経理の仕事がつまらないかどうかを判断しましょう。

まめぐま
まめぐま

転職エージェントから情報収集すると、効率的でオススメですよ!

どうしても経理がつまらない時の対処法3ステップ

どうしても経理がつまらない時の対処法3ステップ

面白くなるコツをすべて実践しても、どうしても経理がつまらないと感じることはあります。

その場合は、現状を変えるために行動を起こす必要あり!

下記3ステップにしたがって対処すると面白い仕事に方向転換できます。

経理が自分に向いてるか自己分析

まずは自己分析をします。

その理由は、経理が自分に向いてないからつまらない可能性があるから

具体的には、MS-Japanなどの転職エージェントを活用します!

転職エージェントに相談してみて、経理の仕事が自分に合っているか考えることが重要です。

相談の結果自分が経理に向いてなさそうであれば、無理に経理として働く必要はありません

経理に向いてない人の特徴が気になる方は次の記事をご覧ください。

>>経理に向いてない人の特徴

社内で担当業務変更や異動を検討

次に経理として働き続けるとしても担当業務変更、経理を辞めるならば社内異動を検討しましょう!

なぜなら、現状のままではつまらない状況は変わらない可能性が高いから。

経理にも様々な担当業務があります。

例えば伝票の整理や仕訳業務がつまらなくても、原価計算や税務などが面白い可能性は十分にあるのです。

また、経理を辞めるとしても社内ならば未経験でも異動できる可能性が高いですよ!

まずは社内で現状を変えるよう模索してみましょう。

転職する

もし社内で改善できなさそうならば、転職を検討しましょう。

転職をすれば今と違う会社で働けるので、刺激がある環境に転職することで仕事が面白くなる可能性があるからです。

具体的には下記3パターンの選択肢があります。

  • 経理のまま転職
  • 全く違う職種へ転職
  • 経理関連職へ転職

3パターンの特徴は以下の通り。

経理のまま転職全く違う職種へ転職経理関連職へ転職
職種例経理営業、人事、エンジニア管理会計、税務会計
メリット需要もあり転職リスクが低い経理をやめられる経理のつまらない部分を避けつつ経験を活かせる
デメリット次の会社でも経理がつまらないおそれがある転職のハードルが高くミスマッチの可能性も財務会計の経理と比べると転職需要が低いことがある
オススメな人経理の仕事を面白くできそうな人経理をやめたい人経理はつまらないが、簿記や会計の概念は好きで強みにしたい人

経理のまま転職

一番ポピュラーでリスクも低いですが、転職先でも経理がつまらない状況に陥る可能性があります。

なぜなら経理の仕事には会社ごとの違いはほとんどないから。

オススメは企業規模や経理部の人員数が現状と違う会社へ転職することです。

経理のつまらない要因を少しでも改善できそうな会社への転職を目指しましょう。

経理のまま転職を目指すなら、MS-Japanの利用がオススメです。

MS-Japanは経理に強い転職エージェント。経理の仕事のつまらない部分にも理解のある担当者が対応してくれます。

経理にオススメの転職エージェントはこちらの記事をご覧ください。

>>経理にオススメの転職エージェント

全く違う職種へ転職

ハードルは高いですが、経理が向いてない人にオススメです。

ハードルが高いのは、未経験採用になるので転職したい職種への素養があることを転職活動でアピールする必要があるから。

具体的には経理から営業や人事、エンジニアなどに転職します。

経理が向いてなくて、簿記や会計に未練がなければ最優先すべき選択肢ですよ!

経理をやめる場合は、dodaの利用がオススメ。

総合型の転職エージェントなので、経理にとどまらずあなたに合った仕事を探すサポートをしてくれます。

>>dodaを利用した感想(準備中)

経理関連職へ転職

経理のつまらない部分を避けつつ、経験を活かせる方法です。

財務会計の経理では今回挙げたつまらない要因が当てはまっても、関連職種だと当てはまらないものもあるから。

具体的には管理会計や税務会計など。

例えば、管理会計は会社の未来のことを考える会計です。

財務会計メインの経理のようにルーティン業務ばかりではなく、刺激のある仕事ですよ!

経理はつまらないが、簿記や会計の概念は好きで強みにしていきたい人に最もオススメな選択肢です。

財務会計から一歩踏み出して経理としての専門性を高めてみませんか?

経理から関連職種への転職を目指すなら、MS-Japanの利用がオススメです。

MS-Japanは管理部門に特化した転職エージェントなので、経理関連の仕事についても詳しい担当者に対応してもらえますよ!

>>MS-Japanを利用した感想(準備中)

経理がオススメな理由3選

経理がおすすめな理由3選

経理の仕事にはつまらない要因も多いですが、メリットも多数あります。

後悔しないためにも、経理の良さをきちんと把握したうえで今後の行動を検討すべきです!

繁忙期が分かりやすくスケジュール管理しやすい

経理は繁忙期が分かりやすくスケジュール管理がしやすいです。

なぜなら、経理はルーティン業務がメインで忙しい時期がある程度決まっているから。

一般的に経理が忙しいのは月末月初です。

突発的に忙しくなることはあまりないので、月半ばで有給を取ったり定時で帰ってプライベートを充実させられますよ!

このように経理はスケジュール管理がしやすいので、仕事とプライベートのバランスがとりやすいメリットがあります。

スキルアップが分かりやすい

経理はスキルアップしたかどうかが分かりやすいです。

その理由は、経理のスキルは分野ごとの知識と経験の習熟度によるから。

具体的には、月次決算・固定資産管理・監査対応など分野ごとの業務を経験したり知識があるかどうかでスキルアップしているかが分かります。

もし営業などの場合、個人別の売上数など評価基準は分かりやすいです。

しかしそれに紐づく交渉力やコミュニケーション能力などのスキルについては、習熟度合いが抽象的ですよね。

一方で経理だとどれくらいスキルアップしているかが分かりやすく、次に自分がどの分野のスキルをつけるべきか判断できるのでモチベーションを保ちやすいのです。

人間関係の不満が少ない

経理は人間関係の不満が少ないことが多いです。

なぜなら仕事で社外の人と関わることは少なく、社内の人とも限定的な人としか関わらないことが多いから。

つまらない理由で挙げた通り閉塞的という捉え方もありますが、その分人間関係のトラブルに巻き込まれたりストレスになる可能性も低いですよね。

もし営業などの場合、社外のお客さんとの関わりが必要になり人間関係に不満を持つ人も多いです。

一方で経理だと人間関係の不満が少なくすみ、ストレスの少ない環境で働ける可能性が高くなります

経理がつまらない理由を認識して、現状を打破しよう!

経理がつまらない理由を認識して、現状を打破しよう!

経理がつまらない理由は下記7つ。

  • ルーティン業務ばかりで刺激がない
  • 単純な手作業が多い
  • 過去のことばかり考えたくない
  • 分かりやすい評価基準がない
  • 人間関係の幅が狭くて閉塞的
  • そもそも何やっているのかよく分からない
  • 会計や数値に興味がない

これらを認識して、面白くなるコツや対処法を実践していきましょう。

経理の仕事が面白くなる3つのコツは下記の通り。

  • 簿記やFASS検定を勉強して経理の全体像をつかむ
  • 業務効率化に力を入れる
  • 転職活動やSNSで情報収集してみる

経理がどうしてもつまらない場合は無理をして働き続ける必要もないので、現状を変える行動を起こしましょう

具体的には対処法3ステップに沿って行動してみてください。

  • 経理が自分に向いてるか自己分析
  • 社内で担当業務変更や異動を検討
  • 転職する

どのステップでも、一度転職エージェントに相談してみることをオススメします。

第三者からの視点でアドバイスをもらえるので、自分に合う仕事を選ぶための助けになりますよ!

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