この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
- 転職エージェントのメリット・デメリットを知りたい
- 転職エージェントを利用するデメリットが心配…
- 自分に転職エージェントは合ってるの?
こんな悩みはありませんか?実は転職エージェントには利用するメリット・デメリットがあります。根拠としては、転職エージェントを利用して「良かった!」「失敗した…」などSNS上でも様々な口コミがあることからも明白ですよね。
私は転職活動を2回経験し、のべ10社以上転職エージェントを利用してきたのでどちらの意見もよく分かります!
転職エージェントを利用する中で、様々なメリット・デメリットを感じてきました。
この記事では私自身の経験から、転職エージェントのメリット・デメリットやデメリットへの対処法を解説します。この記事を読むことで、転職エージェントが自分に合うかどうか分かりますよ!結論、転職エージェントには以下のメリット・デメリットがあります。
- 無料で利用可能
- 市場動向や自分の市場価値を把握できる
- 専門分野への転職支援をしてもらえる
- キャリアの棚卸しをサポートしてくれる
- 転職活動のスケジューリングをサポートしてくれる
- 求人を探す時間の節約になる
- 非公開求人への応募が可能になる
- 書類や面接のサポートを受けられる
- 転職活動全般への疑問や悩みを解消できる
- 選考の通過率がアップ
- 選考結果のフィードバックを受けられる
- 企業の内情を把握できる
- 転職活動の進捗管理をしてくれる
- 入社の条件交渉を代行してくれる
- 転職後のフォローアップ
- 担当者の質によるサービスの差
- 担当者との相性で左右される
- 担当者からの転職のプレッシャー
- 担当者の意見をすべて鵜呑みにしてしまう危険性
- 自分の意思が弱くなる
- 非公開求人への偏り
- 希望と合わない求人ばかり紹介される
- 転職活動の進捗が不透明
- 転職時期が未定の場合後回しにされる
転職エージェントのメリット・デメリットをしっかり把握して、自分は利用するべきかどうか考えましょう!
転職エージェントを利用するメリット15選
転職エージェントの利用は、転職活動を進めるうえで多くのメリットがあります。ここでは私が実際に転職エージェントをのべ10社以上利用して感じたメリットを解説します!
無料で利用可能
転職エージェントの利用は基本的に無料です。転職エージェントのサービスは、企業からの報酬で成り立っているから。そのため求職者である私たちが費用を支払う必要はありません。
例えば大手の転職エージェントであるdodaやリクルートエージェントでは、求職者の利用料は無料と明記しています。
このように転職エージェントの利用は無料です。初めての転職に悩む人にとって、費用の心配なくサポートを受けられることは大きな安心ですよね。
私はのべ10社以上転職エージェントを利用した経験がありますが、最後まで全て無料でした!
市場動向や自分の市場価値を把握できる
転職エージェントを利用すると、自分の市場価値や希望する業界の市場動向を把握することが可能です。転職エージェントは多くの企業と求職者とのマッチングを行っており、市場動向や企業のニーズなどの情報を熟知しているから。
その情報と照らし合わせることで、求職者の経歴を評価し市場価値のアドバイスもできるのです。例えば転職エージェントは求職者に以下のような情報を教えてくれます。
- 経歴やスキルを評価し、他の企業でどの程度の給与や待遇を期待できるのか
- 希望する業界や職種の市場動向や求められるスキルは何か
転職エージェントから市場価値や市場動向のアドバイスをもらうことはかなりおすすめです。特に初めての転職を考える人にとって、自分のキャリアをより良い方向に進めるための重要な情報となりますよ!
専門分野への転職サポートをしてもらえる
転職エージェントは専門分野への転職もサポートしてくれます。転職エージェントは多くの業界や職種に関する情報や転職支援実績を持っているからです。
例えば未経験から専門性の高い経理分野への転職を希望している場合、転職エージェントは経理への転職をサポートしてくれます。一方自分ひとりで転職活動する場合、専門分野への転職は市場動向やニーズ、求人情報が分からず大変です…
転職エージェントを利用すると、専門分野への転職サポートを受けることが可能です。専門分野への転職を目指す人にとって、転職エージェントは強力な味方になりますよ。
キャリアの棚卸しをサポートしてくれる
転職エージェントとの面談では、自分のキャリアの棚卸しをサポートしてもらえます。転職エージェントは市場動向や企業のニーズを基に、求職者の経歴やスキルを正しく評価できるからです。
例えば経理部員が転職する場合、以下のような流れでキャリアの棚卸しをサポートしてくれますよ!
- 転職エージェントに登録時、自分で職務経歴書を作成
- 担当者と面談し経歴やスキルを一緒に振り返る
- 担当者からのアドバイスで職務経歴書を修正
- 担当者の添削を受け、職務経歴書を更新
- 作成した職務経歴書をベースに自己PRやキャリアを一緒に考えていく
転職エージェントはキャリアの棚卸しをするときにもサポートしてくれます。これは自分の経験やスキル、達成した成果を整理し、それをどのようにアピールすれば良いかを理解する上で非常に重要です。
転職活動のスケジューリングをサポートしてくれる
転職エージェントは転職活動のスケジューラーにもなってくれます。転職エージェントは多くの求職者の転職支援実績があり、転職活動のタイミングや進め方についての知識を持っているからです。
転職エージェントは求職者の状況を理解し、以下のような項目に対して最適な転職活動のスケジュールを提案してくれます。
- 将来キャリアを考える
- 市場価値を高める
- 転職活動を本格化する
- 求人に応募する
- 転職活動を完了させる
転職エージェントを利用することで、転職活動のスケジュールが明確になります。焦って転職したり転職活動が長引くことを防ぎ、転職活動を計画的に進めることができますよ!
求人を探す時間の節約になる
転職エージェントを利用すると、求人を探す時間を大幅に節約できます。転職エージェントは求職者の希望やスキルを理解し、それに合った求人を紹介してくれるから。
私の場合、転職サイトも併用して自分でも求人を探していました。ただ実際に応募した約9割は転職エージェントから紹介された求人です!
転職エージェントは求職者に合った求人をピックアップして紹介してくれます。これによって時間の節約になり、将来キャリアの検討や書類作成、面接対策などより重要なことに集中できますよ!
非公開求人への応募が可能になる
転職エージェントからは非公開求人も紹介され、応募ができます。転職エージェント経由じゃないと応募できない理由は、転職エージェントが多くの企業と直接やり取りして非公開の求人も多く保有しているから。
これらの非公開求人は特定のスキルや経験を持つ人材を探す企業が限定的に募集をかけるもので、転職サイトでは見つけることができません。
転職エージェントを利用することで、その転職エージェントが保有する非公開求人に応募できます。非公開求人に応募できると転職先の選択肢も大幅に増えて転職の可能性が広がりますよ!
私も実際に内定をもらった会社は、転職エージェントの非公開求人でした!
書類や面接のサポートを受けられる
転職エージェントは書類作成や面接対策もサポートしてくれます。転職エージェントは各業界や職種、企業にどのような書類が求められ、どのような面接が行われるのかを把握しているからです。
私の場合職務経歴書の作成でかなり助けられました。最初は経歴や自己PRがうまく書けなかったのですが、転職エージェント担当者の添削やアドバイスにより職務経歴書の書き方が分かるように!
職務経歴書のコツが掴めて、別の転職エージェントからは「直すところがない」と言われるまでになりました。
転職エージェントを利用すると、書類作成や面接対策のサポートを受けることが可能です。特に初めての転職を考える人にとって、自分の経験やスキルを効果的にアピールする助けとなります!
転職活動全般への疑問や悩みを解消できる
転職エージェントに相談すると、転職活動全般に関する疑問や悩みを解消できます。転職エージェントは転職の専門家であり、転職活動に関する様々な疑問や悩みに対する答えを持っているから。私の場合、以下のような疑問や悩みを相談して解消できました!
- 市場価値を高めるにはどうすべき?
- 自己PRはどう考えればいい?
- 求人は一度にどれくらい応募すべき?
- この求人情報はどういう意味?
- この企業との面接のコツは?
転職エージェントには、転職活動全般に関する疑問や悩みを相談できます。特に初めての転職での悩みは多いので、転職エージェントを利用することで転職活動をスムーズに進められるようになりますよ!
選考の通過率がアップ
転職エージェント経由で求人に応募すると、選考の通過率がアップすることがあります。転職エージェントは、応募した企業に求職者を売り込んでくれるからです。
私の場合、ある転職エージェントの担当者は企業への書類提出と合わせて私の推薦文を提出してくれたことがありました。自分ひとりだとできないアピールも、転職エージェント経由だと自然にアピールできますよ!
転職エージェントを利用して、選考の通過率をアップさせましょう。転職エージェントからの後押しは内定を得るための大きな助けとなります。
選考結果のフィードバックを受けられる
転職エージェントを利用することで、選考結果のフィードバックを受けることが可能です。転職エージェントは企業と直接やり取りをしているので、求職者の評価された点や改善点を把握できるから。
私の場合書類選考に通過した企業、落ちた企業どちらも転職エージェントからフィードバックをもらえました。評価される点と足りないものが把握できるので、自分の市場価値がかなりクリアになりました!
転職エージェント経由で応募すると、選考結果のフィードバックをもらえることがあります。選考結果のフィードバックは、自分の市場価値を理解し次の応募に生かすために非常に参考になりますよ。
企業の内情を把握できる
転職エージェントからの情報提供により、企業の内情を把握できることがあります。転職エージェントは企業とやり取りをする中で、その企業の内部情報も把握するからです。
具体的には企業の文化や働き方、組織の雰囲気など、実際にその企業で働くうえで重要な情報を提供してくれます。
私の場合応募したい企業を転職エージェントに伝えると、「その会社は体育会系なので、まめぐまさんの思考や性格と合わなさそうですよ。」と情報提供してくれました!
転職エージェントに相談することで、企業の内情を把握できることがあります。事前に企業の内情を把握できると、より適切な転職先を選ぶことができますよね。
転職活動の進捗管理をしてくれる
転職エージェントの担当者は、転職活動の進捗管理もしてくれます。転職エージェントは多くの求職者の転職支援実績があり、転職活動の進捗状況についての知識を持っているから。
私の場合「いつまでに転職したいか」という目標を最初に決めていました。転職エージェントの担当者はそこを目標に私が次に何をすべきか、書類作成や応募などどのステップが遅れているかアドバイスをしてくれました!
転職エージェントを利用することで、転職活動の進捗管理をサポートしてもらえます。だらだらと転職活動が続いてしまうことになるので、転職活動を計画的に進めることは非常に重要ですよ。
入社の条件交渉を代行してくれる
転職エージェント経由で内定を得ると、入社の条件交渉を代行してもらえます。転職エージェントは内定者の経歴に基づいて、どのような条件を求めることが妥当かを把握しているから。
私の場合、内定で提示された年収を上げられないか転職エージェントの担当者に交渉をお願いしました。結果として市場より高めという理由で、最初に提示された年収のままで落ち着きました。
転職エージェント経由で内定を得ると条件交渉ができる場合があり、より良い待遇を得る可能性が高まります。
ただ自分ひとりだと「言いたいけど言えない。」ということが多いので、交渉できただけでも気持ちがスッキリしますよね。
転職後のフォローアップ
転職エージェント経由で入社すると、転職後のフォローアップまでしてくれます。転職エージェントは求職者が新しい職場でうまく適応できるように、転職後の状況まで考えてくれるから。
私の場合転職をして1ヶ月後・半年後くらいで数回、転職後の不満や問題点はないか転職エージェントから確認の連絡をいただきました。幸い新しい職場でもうまく適応できたのですが、転職した後もフォローしてくれることは非常にありがたいですよね。
転職エージェントを利用することで、転職後のフォローアップを受けることが可能です。転職後にも相談できる相手がいるのは非常に大きなメリットとなりますよ!
特に初めての転職の場合、転職後が一番不安ですよね。
転職エージェントを利用するデメリット9選
転職エージェントは転職活動のサポーターになってくれますが、デメリットもあります。ここでは私が実際に転職エージェントをのべ10社以上利用して感じたデメリットを解説します!
担当者の質によるサービスの差
転職エージェントのサービスは、担当者の質により大きく左右されます。転職エージェントの担当者は、それぞれが持つ経験や知識、スキル、人脈などにより提供するサービスの質が異なるから。
私の場合、経理のまま転職するためにのべ10社以上の転職エージェントを利用した経験があります。各転職エージェントの担当者は、経理への理解度や社会人歴が異なり、経験や知識も大きく違っていました。
転職エージェントのサービスは、担当者の質がかなり重要。適切な転職サポートを受けるためには、信頼できる担当者を見つける必要があります。
担当者との相性で左右される
転職エージェントの利用には、担当者との相性も重要です。転職エージェントの担当者のコミュニケーション能力や理解力、誠実さなどの違いによる求職者との相性も、サービスの質に大きく影響するから。
私の場合「相性が良くないな。」と感じる担当者もいました。その人はベテランで転職活動をスムーズに進めてくれるのですが、初めての転職で慎重に進めたかった当時の私とは相性が良くなかったようです…
転職エージェントのサービスを効果的に受けるには、担当者との相性が重要。担当者との相性は、実際に転職エージェントに登録して面談等のやり取りを進めてみないとわかりません。
担当者からの早期転職のプレッシャー
転職エージェントの担当者から、早く転職してほしいというプレッシャーを感じることがあります。
転職エージェントは成功報酬型のビジネスモデルを採用していることが多いからです。求職者が早期に転職を決めることで転職エージェントの収益が確定するため、早く転職するよう急かされることも。
私が利用した転職エージェントの中には、早期の転職を進めてくる担当者もいました。初めての転職で慎重だった私は、早く転職することへのプレッシャーを感じてしまいました…
転職エージェントの担当者の中には、転職を急かしてくる人もいます。転職を急かされると自分のペースで転職活動を進められなくなりますよね…
担当者の意見をすべて鵜呑みにしてしまう危険性
転職エージェントの担当者の意見をすべて鵜呑みにしてしまうと、自分自身の判断が曖昧になってしまいます。転職エージェントの担当者は転職の専門家なので、その意見や考えがすべて正しく見えてしまうから注意が必要。
私の場合、非常に頼りにしていた転職エージェントの担当者がいました。しかしある求人の仕事内容を相談した際、その担当者の認識は間違っていました。その担当者の認識は数年前の古い情報で、最新の情報ではなかったのです。
転職エージェントの担当者の意見やアドバイスは参考情報の一つであり、それを鵜呑みにしてはいけません。
自分の意思が弱くなる
転職エージェントを利用すると、自分の意思が弱くなる可能性があります。転職エージェントの担当者の意見をもとに転職活動を進めると、自分自身の意思が曖昧になることがあるから。私の場合、以下のような求人を紹介されてどれに応募すべきか悩みました。
- 仕事内容は微妙だが年収がアップする求人
- 年収は下がるがやりがいのありそうな求人
- キャリアアップになるが転勤が多い求人
転職エージェントの担当者は幅広い求人を出してくれてますが、自分の転職理由に合う求人に応募しなければ意味ないですよね。
あくまで転職エージェントの担当者は求職者のサポーターです!
担当者の意見だけを聞いて自分の意思が弱くならないよう、注意が必要ですよ。
非公開求人への偏り
転職エージェントから紹介される求人は、非公開求人へ偏ることがあります。転職エージェントは企業と直接やり取りしており、非公開求人を強く推す傾向があるからです。
もし1つの転職エージェントだけを利用すると、その転職エージェントが保有する非公開求人のみに偏ってしまいます。公開求人と非公開求人自体に良し悪しはないので、非公開求人へ偏ると自分に最適な求人を見逃す可能性がありますよ。
非公開求人に応募できるのは転職エージェントのメリットではあるのですが、それだけに偏るのは危険です…
希望と合わない求人ばかり紹介される
転職エージェントの担当者から希望と合わない求人ばかり紹介される場合もあります。その状況になる1つの理由は、転職エージェントの担当者があなたの希望や状況を把握しきれていないから。
私の場合「経理のまま転職して年収アップしたい。」と面談で伝えた後、監査法人のコンサルタントの求人を紹介されたことがあります。確認したところ、その転職エージェントの担当者は「年収アップ」の希望だけを抜き取って求人を紹介していたようでした…
このように転職エージェントから紹介される求人には、希望と合わないものが多くなる可能性があります。
転職活動の進捗が不透明
転職エージェントを利用すると、転職活動の進捗が不透明になる可能性があります。転職エージェントの担当者は複数の求職者を同時にサポートしていて、個々の求職者の進捗状況を随時共有することが難しいからです。
私の場合、数社応募して数週間特に連絡なしという状況がありました。こちらから問い合わせるとまだ選考中だったりすでに落ちていたりと、応募後の進捗がスムーズに共有されないこともあります。
転職エージェントを経由して応募すると、応募後の選考状況がすぐに把握できない場合があります。
特に早期に転職したい人にとっては、選考状況を随時共有してほしいですよね。
転職時期が未定の場合後回しにされる
転職時期が未定の場合、転職エージェントからの優先度を下げられる可能性があります。転職エージェントは成功報酬型のビジネスモデルを採用していることが多く、求職者が早期に転職を決めることで収益が確定するからです。
私の場合「経歴が浅いので経験を積みながら、良い求人があれば転職したい。」と伝えたところ、それ以降あまり連絡が来ない転職エージェントもありました。早期に転職できる経歴ではなかったので、その転職エージェントからの優先度が下がってしまったのです。
このように転職時期が未定だったりすぐ転職できなさそうな場合、転職エージェントから後回しにされる可能性がありますよ。
転職エージェントのデメリットを緩和する5つの対処法
転職エージェントのデメリットは、ちょっとしたコツで緩和することが可能です。のべ10社以上の転職エージェントを利用してきた私も実践しているコツをご紹介します!
転職エージェントを複数併用する
転職エージェントを複数併用することで、より幅広い意見やアドバイスをもらえます。各転職エージェントの担当者はそれぞれ異なる経験や知識、求人を持っているから。
私の場合、同時に6社の転職エージェントを併用したことがあります。複数併用して良かったことは以下の3つ。
- A担当者からの意見をB担当者に聞くと、また違った意見をもらえる
- A担当者とB担当者で違った求人を紹介してもらえる
- A担当者とB担当者に同じアドバイスをもらえると信憑性が高まる
複数の担当者の経験や知識を活用できるので、転職エージェントの併用はおすすめですよ!より良い転職がしたければ、転職エージェントを複数併用することは必須です。
1つの転職エージェントだけに登録して意見やアドバイス、求人が偏らないようにしましょう。
>>転職エージェントを複数併用するコツ(準備中)
担当者の考えを鵜呑みにしない
いくら信頼できても、転職エージェントの担当者の考えをすべて鵜呑みにしてはいけません。転職エージェントの担当者は転職の専門家ですが、そのアドバイスや意見が100%正しいとは限らないからです。
私の場合、ある求人情報に関する質問で以下のように全く逆の答えが返ってきたことがあります。
- A転職エージェント
その会社はベンチャー気質だから、年収も低くて残業が多いですよ。
- B転職エージェント
その会社は今伸びてるから、年収は高くてワークライフバランスも取りやすいですよ。
転職エージェントの担当者同士でもここまで意見が逆になることがあるのです。このように、転職エージェントの担当者の考えをすべて信じてはいけません。
担当者も人間なので、間違えることもあります。
転職への意思を強く持つ
転職への意思を強く持つことは、転職を成功させるためには重要です。転職は将来に関わる決断であり、その成功は自分の意思に大きく依存するから。
私の場合「年収アップのために転職する!」という意思を持っていました。年収アップにこだわって転職活動を進め、結果転職によって年収を100万円以上上げることができたのです。
このように転職への意思は強く持ちましょう。そうすれば転職エージェントの意見に流されない、自分のための転職活動ができますよ。
転職サイトも利用する
転職エージェントと合わせて転職サイトも併用すると、より幅広い求人情報を得ることができます。転職エージェントは非公開求人、転職サイトは公開求人を中心とした情報があるからです。
私の場合、転職活動の際には転職エージェントと転職サイトを併用しています。転職サイトには転職エージェントから紹介されない求人も多数あるので、自分が応募する企業の数を増やすことができますよ!
転職エージェントと合わせて転職サイトも利用しましょう。転職活動において求人の数は非常に重要です。
転職エージェントの担当者と積極的にコミュニケーションを取る
転職エージェントの担当者とは積極的にコミュニケーションを取りましょう。担当者から適切な求人紹介やアドバイスを得るためには、あなたのことを伝える必要があるからです。
基本的に転職エージェントから求人を紹介されるのは、あなたとの面談を終えた後です。その面談やメールなどのやり取りが消極的だと、担当者はあなたがどんな希望を持っていてどんな求人が合いそうかを掴みづらいですよね。
担当者とのコミュニケーションを取っておくと、受けられるサポートの質も高くなりますよ。
転職エージェントの担当者も人間なので、積極的に転職に取り組む求職者の方が応援したくなるものです。
転職エージェントを利用するか悩んだら!3つの判断基準
転職エージェントを利用するか悩んだら、3つの判断基準で考えましょう。3つともクリアできそうなら、転職エージェントを利用する価値アリですよ!
転職エージェントのデメリットを許容できる
転職エージェントにはデメリットが存在します。しかしそのデメリットを許容できるなら、転職エージェントを利用しても後悔しません。転職エージェントのデメリットは以下の9つ。
- 担当者の質によるサービスの差
- 担当者との相性で左右される
- 担当者からの転職のプレッシャー
- 担当者の意見をすべて鵜呑みにしてしまう危険性
- 自分の意思が弱くなる
- 非公開求人への偏り
- 希望と合わない求人ばかり紹介される
- 転職活動の進捗が不透明
- 転職時期が未定の場合後回しにされる
転職エージェントのデメリットは対処法があるので、その方法を使って許容できるなら問題ありません。
転職エージェントを利用すべき人の特徴に当てはまる
転職エージェントを利用すべき人、利用しなくてもいい人には特徴があります。その特徴はそれぞれ以下のとおり。
転職エージェントを利用すべき人
- 現職が忙しく時間がない
- 初めての転職で不安
- 特定の業界や職種を目指している
- 自分の市場価値を把握したい
- 将来のキャリアまで考えたい
- 非公開求人を確認したい
- 書類や面接などのサポートを受けて内定率を上げたい
転職エージェントがいらない人
- 自分のペースで転職活動がしたい
- 希望の転職先が決まっている
- 人の意見に流されやすい
転職エージェントを利用すべき人の特徴に自分が当てはまるなら、利用を検討する価値がありますよ!
もし転職エージェントが自分と合わなくても楽観的に考えられる
転職エージェントに登録しても全く損はしません。転職エージェントは無料で利用でき、担当者の変更や退会もできるから。
気になる転職エージェントに登録してみて、もし合わなければ担当者の変更や退会を検討すればいいのです。
このように「もし転職エージェントが合わなければ退会すればいいや!」と楽観的に考えられる人は、転職エージェントに登録して損をすることはありません。
転職エージェントには豊富なメリットあり!デメリットに対処して賢く利用しよう
転職エージェントの利用は無料で、市場価値の把握や求人を探す時間の節約など多くのメリットがあります。しかし担当者の質によるサービスの差や自分の意思がぶれてしまうなどデメリットもあるのが事実。
デメリットは緩和することができますが、転職エージェントを利用するか悩んだら以下3つの判断基準で考えてみることがおすすめです。
- 転職エージェントのデメリットを許容できる
- 転職エージェントを利用すべき人の特徴に当てはまる
- もし転職エージェントが自分と合わなくても楽観的に考えられる
判断基準をクリアできそうな人は、実際に転職エージェントを選んでいきましょう!失敗しない転職エージェントの選び方はこちらの記事を参考にしてください。