TOEICは経理の転職で意味ない?年収・キャリアアップしたい若手経理はまず700点を目指そう!

TOEICは経理の転職で意味ない?年収・キャリアアップしたい若手経理はまず700点を目指そう!

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  • TOEICは経理の転職で意味ないの?
  • TOEICが役に立たないと言われる理由は?
  • どれくらい勉強を頑張ればいい?

こんな悩みはありませんか?実は経理の転職では、TOEICが簿記2級の次に有効です。なぜなら年収やキャリアをアップさせるためにはグローバル企業への転職が必須だから。

私はTOEICを有効活用して外資系企業経理への転職に成功しました。当時のスコアは680点でしたが、経理の転職にTOEICを役立てることができたのです!

この記事では実際に転職でTOEICを活用した私が、経理の転職におけるTOEICの立ち位置や必要スコア、勉強方法についてご紹介します。この記事を読むことで、どれくらいの期間で何点を目指してどのような勉強をすればいいかが分かりますよ。

結論は、経理の転職で活用するためにはTOEIC700点を目指しましょう。710点を取得した私が実際に使用したテキストもご紹介します。

>>私がTOEIC700点を超えるために使ったテキスト一覧

本記事での”TOEIC”の定義

本記事内では「TOEIC L&R(リスニング&リーディング)」のことを指しています。

執筆者情報

【結論】TOEICは経理の転職で役に立ちます

【結論】TOEICは経理の転職で役に立ちます

TOEICは経理の転職でも重要視されている

TOEICは経理の転職で役に立ちます。多くの企業が経理の採用時に一定以上のTOEICのスコアを要件・参考にしており、それだけ重要視されているから。

私の場合経理として転職する際に、転職エージェントに「一定以上のTOEICのスコアを取ってください。」と言われました。特に年収やキャリアアップのために大企業や外資系企業を目指す場合は、TOEICのスコアも重要だからです。


実際に年収アップのための転職では、求人に応募する要件に「TOEIC600点以上・700点以上・800点以上」というような記載がある企業が多い印象でした。

転職エージェントの見解や実際の求人情報を見ても、TOEICは経理の転職時に重要視されていることが分かります。

転職エージェントから聞いた情報によると、経理の転職では簿記2級の次にTOEICで700点以上のスコアを取得することが年収アップやキャリアアップの転職が成功しやすい条件なのだそうです。

【経験談】TOEICは経理の転職で役に立ちました!

私の転職経験からしてもTOEICは経理の転職で役に立つと言えます。TOEICを700点近く取得したことで、仕事で英語を使用した経験もない私が外資系企業に経理転職することができたからです。当時の状況は以下のとおりでしたが、日系中小企業から外資系企業に転職することができました。

  • 経理の仕事で英語を使用した経験はなし
  • 英語に関して目立った知識や経験もなし
  • TOEICはなんとか680点取得

このように実体験としてもTOEICは経理の転職で評価されました。TOEICの一定以上のスコアを取得していることは、実際に経理の転職でも十分役に立ちます!

もちろんTOEIC以外の部分や転職タイミングなども成功要因かもしれませんが、面接時に英語やTOEICについても聞かれたので転職時にTOEICのスコアが役に立ったことは明白です。

TOEICが転職で役に立たないと言われる理由は?

TOEICが転職で役に立たないと言われる理由は?

【前提】英語ができる人にとっては役に立たないことが多い

前提として英語ができる人にとってはTOEICは役に立たないことが多いです。転職時に評価されるのは、TOEICのスコアよりも英語を使用した実務経験だから。わざわざTOEICで高得点を取得しなくても、実務経験がそのまま評価されることがほとんどです。

実際私の経理部の上司は、TOEICのスコアを持っていませんでした。しかしアメリカで何年も働いた経験があり、英語もペラペラです。もちろん今でも英語を生かしてグローバルに仕事をしているようです。

このように英語ができる人にとってはTOEICのスコアは役に立たないと言えます。TOEICも資格なので実務経験には一歩及ばないのが実情です。

まめぐま
まめぐま

英語ができる人はTOEICよりも実務経験をアピールしましょう!

他にもTOEICが役に立たないと言われる理由を解説します。

役に立たない理由①:高得点でも英語は話せないから

TOEICが高得点でも、それだけで英語を話せるようにはなりません。TOEIC(L&R)ではスピーキングは全く勉強しないから。

私の場合はTOEIC710点を取得していますが英語はほぼ話せません。より高いスコアの人でもあまり変わらないでしょう。英語を話すためには、TOEICとは別のスピーキングを始めとした勉強や経験が必要になります。

このようにTOEICが高得点でもそれだけで英語が話せるようにはなりません。英語が話せることを経理に求める企業も一定数あるので、そういった企業に関してはTOEICのスコアのみでは転職で役に立たないです。

役に立たない理由②:実務では役に立ちづらいから

TOEICは経理の実務では役に立ちづらいです。TOEICは独特の勉強法や解答のコツなどもあり、テストのための勉強もする必要があるから。

私の場合はTOEICを累計半年くらい勉強しましたが、実務で役に立っていることは多くありません。覚えた単語くらいは役に立つことはありますが、TOEICを勉強したからといって劇的に英語自体が得意になることは少ないです。

このようにTOEICは経理の実務では役に立ちづらいです。TOEICの勉強自体が英語の勉強のすべてを網羅しているわけではないので、TOEICは役に立たないと言われます。

経理の転職ではTOEIC700点を目指そう!

経理の転職ではTOEIC700点を目指そう!

平凡な経理部員こそTOEICを勉強しておこう

平凡な経理部員こそTOEICを勉強して700点は取得しておきましょう。その理由は、TOEICは経理の転職や昇進で要件・参考にされることが多いから。

上記のように英語が得意・英語を使った実務経験を多く積んでいる人は問題ありませんが、経理の実務で英語を使う機会がある人は少ないです。

私の場合は日系の中小企業で働いていました。取引先も日系企業で事業所も日本国内にしかなかったので、英語を使う機会はほぼありませんでした。

このように、実務で英語を使う機会がある経理部員は少ないです。その場合にはTOEICのスコアで実務経験を補うしかありません。経理の転職や昇進で有利に進めるためにも、TOEICを勉強しておきましょう!

TOEIC710点を取得した私の勉強方法

私は何度も受験をしてTOEIC710点を取得しました。その勉強方法は以下のとおり。

  • 通勤時や昼休み:英単語と文法を繰り返し勉強
  • 帰宅後や休日:TOEIC全般の問題集を何度も解く
  • 模試:受けない(本番を何度も受ける)

テキストの数は増やさず、同じものを何度も勉強しました。模試は本来受けるべきですが、めんどくさがりな私は本番のTOEICテストを毎月受験することで模試の役割も兼ねていました!

まめぐま
まめぐま

上記を半年ほど続け、徐々にTOEICの点数が上がり710点を達成!

実際に使ったテキストは以下のとおりです。最低限のものだけで勉強したので、必要に応じて追加してください。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ1駅1題 新TOEIC TEST文法特急新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編2カ月で攻略 TOEIC L&Rテスト730点!TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術
価格税込 979円税込 836円税込 836円税込 2,530円税込 2,420円
タイプ単語文法文法全般リスニング・文法・リーディング
おすすめ度
特徴TOEICの英単語テキストの王道。
音源も無料ダウンロードでき、単語はこの1冊でOK!
TOEICの文法に特化。
実際に出されるものに絞られていて、短期間でスコアアップが可能。
130の問題数で文法をさらに高められる。
「文法特急」では物足りなくなった人におすすめ!
2ヶ月でTOEIC730点を取得できるように構成。
全てのパートを網羅していてこの1冊で対策可能。
得点を上げやすいパート順で学べる。
本番前最後の追い込みにおすすめ!
実体験実体験を見る実体験を見る実体験を見る実体験を見る実体験を見る
TOEIC710点取得に使ったテキスト

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

700点を目指すなら、TOEIC向けの単語はこの1冊で問題ありません。私も400点台の頃から単語はこの1冊のみを何度も繰り返して勉強し、710点を取得できました。

1駅1題 新TOEIC TEST文法特急

文法は慣れていないと全滅する可能性もあるパート。このテキストはTOEICに出てくる文法に絞られているので勉強を始めやすいです!適度に薄いので、通勤時でも勉強できて便利ですよ。

新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編

「文法特急」より問題集も文法の事例も増えた一冊。文法特急がある程度完璧になった人におすすめです!私の場合文法に関しては、文法特急関連の2冊だけで710点を取得できました。

2カ月で攻略 TOEIC L&Rテスト730点!

TOEIC全般の勉強ができるテキスト。「2ヶ月で730点」と期間・点数にフォーカスされているので継続的に取り組みやすいです。私も全般の勉強はこのテキストを何度も繰り返しました。

TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

私の場合600点台で伸び悩んだ時に勉強しました。TOEIC向けの技術を身につけられるので、あと少し点数を上げたいという人におすすめです。私もこの本で学んだことで710点を取得できました!

私の場合は模試の代わりに本番を何度も受験しましたが、上記5つのテキストに加えて模試を何度も受けると点数アップにつながります。

まずは600点台後半のスコアでOK

転職にTOEICを生かしたい経理部員は、まずは600点台後半のスコアを取得することを目指しましょう。20〜30代の若手経理部員で600点台後半のスコアがあれば、経理の転職でも有効活用できるからです。

私は経理として年収アップの転職を目指していましたが、当時の転職エージェントの担当者に「最低限TOEIC700点以上は欲しいですね。800点以上あるとかなり良いです!」と言われました。

実際には680点で転職活動を進めたのですが、600点台後半だともうすぐ700点前後取得できると認識してもらえるので、TOEIC700点が要件の求人でも書類選考を突破できました!

このように600点台後半を取得できればもうすぐ700点を取得できると認識してもらえます。600点台後半のスコアがあれば、若手経理部員の転職活動時には多くの企業の応募要件を満たせるようになりますよ。

もちろん志望する会社や職種によって求められるTOEICのスコアは異なるので、注意が必要です。

TOEIC700点を取得できれば経理の転職で役に立つ!

TOEIC700点を取得できれば経理の転職で役に立つ!

TOEICは経理の転職で役に立ちます。特に年収やキャリアのアップを目指す経理部員の転職では、TOEICのスコアが重要です。

まめぐま
まめぐま

私の場合は680点のスコアで外資系企業経理へ転職できました。

英語ができる人や転職以外が目的の人には、TOEICは役に立たないこともあります。しかし転職を考える経理部員には必要な資格となるので、700点を目指してみることがおすすめですよ!

実際には600点台後半でも転職で評価されることもあります。企業によって評価基準も異なるので、気になる人は転職エージェントに登録して相談してみましょう。

経理におすすめの転職エージェントは以下で解説しています。

>>経理におすすめの転職エージェント

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