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- USCMAの勉強時間はどれくらい?
- USCMAにはどんな勉強方法があるの?
- USCMAの勉強は具体的にどんな感じ?
こんな悩みはありませんか?実はUSCMA(米国公認管理会計士)の勉強時間についての情報はかなり少ないです。なぜならUSCMAは日本では知名度が低く受験経験者も少ないから。
私はTACの通信講座を受講してUSCMAの勉強を1年以上経験。結果的に資格取得までは至りませんでしたが、科目合格を達成し管理会計の知識をかなり高めることができました!
この記事では、USCMAの勉強時間や勉強方法について受験経験者である筆者が体験談も含めてご紹介。この記事を読むと、USCMAの勉強を効率的に進められるようになります!
結論として通信講座を提供するTACによると、USCMAの勉強時間は「6〜9ヶ月」と言われています。
基本的にUSCMAの勉強方法としてはTACのUSCMA講座一択です。
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USCMA(米国公認管理会計士)の難易度はどのくらい?
普通の経理部員にとってUSCMAの難易度は高いです。資格取得を目指す場合は、かなりの覚悟が必要と考えてください。その理由は以下の3つ。
- 試験は英語で出題され英語で回答する
- 最低限6〜9ヵ月の勉強時間が必要
- 管理会計に特化しているがベースとなる会計知識は必要(USCPAのFARやBECと一部重複)
英語が得意かどうかにもよりますが、簿記2級より断然難しい資格です。私の場合簿記2級くらいしか会計の資格を受けてこなかったので、英語で管理会計を勉強するというのはかなり大変でした。
USCMA(米国公認管理会計士)の勉強時間は6〜9ヶ月が目安
USCMAの勉強時間は、通信講座を提供するTACでは「6〜9ヶ月」と言われています。ただ人による部分が大きいので、あくまでも目安として考えてください。その理由は、USCMAは範囲が広くかつ英語で実施される試験だから。
私の場合は以下のようなスペックで約1年勉強して科目合格しました。しかし1年勉強しても資格取得はできませんでした…
- 経理実務約2〜3年
- 簿記2級取得済
- TOEIC400点台前半
試験では管理会計の広く深い知識だけではなく、英語力も問われます。そのため試験範囲と自分の英語力をよく考えて、どれくらい勉強時間がかかりそうか判断することが大切です。
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USCMAの試験範囲
USCMAの試験は2科目制になっています。詳細は以下のとおり。
Part1/Financial Planning, Performance and analytics (財務計画、業績管理と分析)
出題範囲 | 割合 |
---|---|
External Financial Reporting Decisions (財務諸表報告の決定) | 15% |
Planning, Budgeting and Forecasting (予算の計画、編成) | 20% |
Performance Management (業績管理) | 20% |
Cost Management (原価管理) | 15% |
Internal Controls (内部統制) | 15% |
Technology and analytics (テクノロジーと分析) | 15% |
Part2/Strategic Financial Management (戦略的財務管理)
出題範囲 | 割合 |
---|---|
Financial Statement Analysis (財務諸表の分析) | 20% |
Corporate Finance (企業財務) | 20% |
Decision Analysis (意思決定分析) | 25% |
Risk Management (リスクマネジネント) | 10% |
Investment Decisions (投資意思決定) | 10% |
Professional Ethics (倫理) | 15% |
これらの範囲に関して、「日本語の参考書5冊以上+辞書くらい太い英語の参考書2冊」のボリュームの勉強が必要になります。参考書を一通り学習するだけでも一定の時間がかかる資格です。
USCMAに必要な英語力
実際の試験では、4時間ものあいだ英語の問題を読み英語で回答します。記述問題も英語で文章を書く必要があり、英語の読み書きに慣れておかないと厳しいです。
USCMAのために先にTOEICを勉強するなどは必要ないですが、英語での読み書きはできるようにしていきましょう。
TACなら日本語のテキストと日本語での解説があるので安心!
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USCMA(米国公認管理会計士)の勉強方法は通信講座一択な理由
USCMAの勉強では通信講座を選択すべきです。なぜなら、USCMAはすべて英語での高難易度な試験だから。
USCMAの難しさは、試験範囲の広さと英語での受験という2点が大きいです。日本人受験者がより理解度を上げるためには、日本語で学べる環境が重要になります。
もし独学の場合、参考テキストもすべて英語になります。英語に全く不自由がない人やUSCPA合格者くらいしか独学は厳しいと考えてください。
確実に知識をつけたい人、効率的に合格したい人は通信講座を検討しましょう。実際にTACのUSCMA講座を受講した筆者が、講座の詳細を解説します!
現状USCMAの通信講座があるのはTACのみ。
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TACのUSCMA講座の詳細
3つのコース
TACのUSCMA講座はコースが3つ。自分の現状レベルに合うものを見極めて受講しましょう。
- USCMA本科生
簿記の初歩を学習済みの方向けのオールインワンコース
- BEC+USCMA対策
簿記・財務会計全般を学習した方向けの速修コース
- USCMA対策
簿記・財務会計全般・USCPA(BEC)を学習した方向けの超短期試験対策コース
私の場合は以下のようなスペックで、「BEC+USCMA対策」を選択しました。
- 経理実務約2〜3年
- 簿記2級取得済
- TOEIC400点台前半
しかしUSCMAに少し含まれる財務会計の分野がうまく理解できず、かなり苦労しました。そのため当時の私と同じくらいのスペックの方は、「USCMA本科生」を選択することをおすすめします!
他にもUSCPAや会計の勉強経験があるかどうかが、コースを選択する判断材料の一つになりますよ。カリキュラム等の詳細は公式サイトに記載がありますので、ご確認ください。
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受講方法
TACのUSCMA講座の受講はWeb通信講座です。大きな特徴は以下2つ。
- いつでもどこでも動画視聴できる
- 動画の再生速度を変更できる
いつでもどこでも動画視聴できる
時間や場所を問われないのは、忙しい会社員にとって重要。私の場合は、通勤中や夜寝る前などの時間も活用できました。USCMAは範囲が広い試験なので、好きな時間に好きな場所で通信講座を受講できるのは大きなアドバンテージですよ!
動画の再生速度を変更できる
動画の再生速度を変更できるのは、意外に重要です。なぜならUSCMAの受験の場合、講義動画を何度も見返すこともあるから。
一度で理解できるハイスペックの人は不要ですが、私の場合は何度も動画を視聴して理解していきました。そのため、通勤中などを利用して1.5〜2倍速で試験の論点を何度も聞くといった活用方法も可能です!
フォロー制度
TACのフォロー制度の大きな特徴は以下3つ。
- 疑問点などをメールで質問可能
- 最新試験情報などが掲載される受講生サイト
- TAC各校の自習室が利用可能
疑問点などをメールで質問可能
TACのフォロー制度で最もありがたいのがこれ!USCMAは論点の理解や計算手法など、インプットが必要な知識がかなり多いです。そのため動画を視聴してテキストを読んでも理解しきれない論点があります…
そのような疑問や不明点が生じた際にメールで質問できるので、疑問点を解消することが可能です!ちなみにUSCMAの試験内容だけでなく、受験手続きなどについても質問できます。
メールでの質問は回数制限があるので注意!
最新試験情報などが掲載される受講生サイト
USCMA受験のデメリットのひとつが、USCMAに関する日本語での情報が少ないこと。いざUSCMAの勉強を始めても、試験情報や受験手続きなどが分からないとかなり不安ですよね。
TACのUSCMA受講生サイトでは、最新試験情報・受験手続方法などの必要情報が掲載されています。受講生サイトを活用すれば、USCMAの最新情報を正しく認識することができますよ。
試験の改定論点などについても随時掲載されるので安心!
TAC各校の自習室が利用可能
TAC各校の使用していない教室を自習室として利用可能です。家だと集中できない、まとまった勉強時間が取れないという方におすすめ!
USCMAの勉強は1年近い長期戦になるので、勉強する場所を都度変えてモチベーションを保つことも重要です。開放時間や利用方法などの詳細は、お近くのTAC校に確認してみてください。
合格体験談
ここでは私が当時励まされたTACのUSCMA受講者の合格体験談を一部ご紹介します。日本でUSCMAの情報はかなり少ないので、モチベーションが下がってしまうときに読むと効果的ですよ!
USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
USCPA試験合格後、もとより興味のあった管理会計・ファイナンスの勉強をしたいと思いUSCMAと出会いました。また、当時、経理寄りのチームで働いていたのですが、社内のFP&Aのチームへの異動を希望しており、その際の補強材になると考え勉強開始しました。また、内容が一部USCPA試験と被るところがあると事前に聞いていたため、比較的短期間でサクッと合格を目指せるのではないかと考えたこともあります。
引用:TAC USCMA講座 合格体験記
TACをお選びいただいた理由は?
会計知識に自信が無くいきなり英語の教材では辛いと思ったので、日本語で基礎から学べるTACを選びました。USCMAの国内スクールは選択肢がTACだけですが、以前公務員試験講座を受けて非常に良かったので、迷うことなく選びました。
引用:TAC USCMA講座 合格体験記
TACの講座でよかったところ
2点あります。1点目は、Beckerのオンライン演習ソフトを使えるという点です。結局のところ試験は類似問題をどれだけ叩き込んで本番に臨めるかという勝負だったので、高品質の類似問題を提供してくれるBeckerのオンライン演習ソフトはとても役に立ちました。
引用:TAC USCMA講座 合格体験記
2点目は草野講師の講義です。そもそもUSCMAがどのような資格か、どのように勉強すればいいかということがインターネットの検索でなかなか見つけられない中、草野講師に「こんな意義のある資格だ」、「こうすれば受かる」と具体的に言っていただけたことがとても助けになりました。
他の体験談も読みたい方はTACのUSCMA講座サイトで確認できます。
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TACのUSCMA講座を受講した筆者の具体的な勉強例
筆者のUSCMA勉強時間
私の場合、トータルで600〜1,000時間は勉強しました。(約1年×1日1〜5時間)USCMAはそれでやっと科目合格できたというほどの難易度。勉強の詳細は以下のとおりです。
- 仕事では財務会計メインの経理経験2〜3年ほど
- 簿記2級取得済
- 英語力は簡単な読み書きができる程度(TOEIC400点台前半)
- 通勤中:動画講義、英単語や英文の暗記
- 仕事の昼休み:英単語や英文の暗記、メインテキストの勉強
- 終業後・休日:動画講義、メインテキストの勉強、練習問題
半年くらいで合格する人もいるようなので、私の場合はかなり時間をかけたほうだと思います。
USCMAに必要な英語力を高める方法
USCMAに必要な英語力は、読み書きのみです。そのため、TOEICのスコアなどは特に気にする必要はありません。USCMAの勉強の中で出てきた英単語や英文を覚えていけば大丈夫です。
重要なのは、USCMAに出てくる英語のみを勉強すること。
英単語帳を別で買うことはせず、USCMAテキスト内の英語を覚えていくことが近道ですよ!結局はUSCMAを勉強するうちに英語に慣れていけば問題ありません。
私の場合は当時TOEICのスコアが400点台前半だったので、英語の勉強も力を入れる必要がありました。自宅ではUSCMAのメインの内容を勉強し、通勤時にテキスト内の英単語や英文を覚えるという方法を取っていました。
USCMAのために先にTOEICを勉強する必要はありません。
USCMAの勉強時間は6〜9ヶ月!じっくりと勉強に取り組もう
USCMAは管理会計に特化した国際資格。すべて英語での試験のため難易度は高く、勉強時間は6〜9ヶ月以上を目安にしておいてください。勉強時間がかかる資格ですが、やった分だけ自分の知識になりますよ!
実際資格取得まで至らなかった私でも、経理の仕事でUSCMAの知識を十分に生かせています。
USCMAの勉強には通信講座が欠かせません。現状USCMAの通信講座を提供しているのはTACのみ。資料請求無料なので詳細を知りたい人は確認してみてください。
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